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オシャレに変身した洞窟「CAVE OKINAWA(ケイブ オキナワ)」
息子がそこそこ大きくなってからというもの、昔みたいに公園でエンドレスに遊んでいるわけでもないので週末にどこに連れて行くのかというのは割と悩ましい問題です。
そんなドライブの最中にうるま市石川で「気軽に楽しめる神秘の鍾乳洞」なる看板を発見しました。はて、こんな場所前にあっただろうか…。気になったので行ってみました。
ここはひょっとしたら…
さて、前方に見えるのが管理事務所的な場所。
駐車場に車を止めると、そこで入場料を支払い(大人500円、子供300円)洞窟の入り口を教えてもらいます。ガイドなどはつかずに自分たちで自由に歩いて回れるスタイルです。
管理事務所から洞窟の入り口までは少し歩くことになるのですが、歩きながらちょっとこの光景、見覚えがあるなぁ…と思っていました。
看板の裏を見てみるとそこには「ぬちしぬじガマ」の文字が。
そう、ここは2013年にNaokiが記事として紹介していたぬちしぬじガマだったのです(探検!ぬちしぬじガマ)。「ぬちしぬじ」とは「ぬち=命・しぬじ=凌いだ」という意で戦時中に300名の人々がこのガマの中に避難してひとりも亡くならなかった話、今帰仁城の王子が内乱でこの洞窟に逃げ込み命が助かった話などが伝えられています。
前は割と戦跡的な感じだったと思うのですが、横文字になって随分オシャレになりました。
明かりも足下もしっかり整備されていた
ではケイブオキナワに生まれ変わったぬちしぬじガマに入ってみましょう。
2013年のNaokiの記事だと「洞窟内の明かりは皆無でLEDライトが頼り、膝くらいまでは水に浸かる」と書かれていましたが現在は明かりが完備。足下も歩きやすいようにしっかりと整備されています。
途中で息子が「もう帰ろう」とか言い出しそうな気がしてたのですが、明るかったので余裕でした。
ちょっとした広間にでました。
洞窟の由来などが書かれたパネルもあります。前はパワースポットというPRも成されていたと思うのですが、解説では「縁起の良い場所」と割かしぼやかした書かれ方がされています。
2013年の記事で紹介されていた黄金岩などもまだ健在です(ただ2013年に紹介されてた「脳ミソ岩」は案内板が無くなってました。多分オシャレじゃないから…。)。
全体的にきちんと整備されて案内板などもかなり洗練された感じになりました。
なんとハートロックなる新名所も。
言われたら確かにハートに見えないこともありません。古宇利島にある本場ハートロック含めてこういうものを探し出す人はいいセンスしてるなぁと思います。
すっかり生まれ変わったCAVE OKINAWA
というわけで本日はかつての「ぬちしぬじガマ」からオシャレに生まれ変わった「CAVE OKINAWA」の様子をお届けしました。戦跡をオシャレにリニューアルすることには賛否あるのかもしれませんが、まずは足を運んでもらわないと意味が無いわけで僕はこういうリニューアルもアリなのかなと思いました。
洞窟がかつてどんな歴史で使われてきたのかについては息子にしっかり伝えようと思います。
気軽にいける洞窟にリニューアルしたケイブオキナワ、興味のある方は足を運んでみてください。