コーレーグースが辛くなくなる瞬間はいつなのか[2]

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事務所にあったコーレーグースが辛くなくなっていた。ではコーレーグースはいつ、どのような条件で辛くなくなるのだろうか。実験をしてみることにした。一ヶ月目の報告です。

コーレーグースは辛くなくなる?

前回はこちら:コーレーグース辛くなくなる瞬間はいつなのか[1]

島唐辛子を泡盛に漬け込んだ調味料、コーレーグース。

シャープな辛みで沖縄そばにさっとかけて使われることが多いですが、事務所にある何かの実験に使って開封後にしばらく放置されていたコーレーグースが全く辛くなくなっているという怪現象に遭遇しました。

コーレーグースが辛くなくなるという事についてネットで検索してみたりもしたのですが、全く情報が見つからないのが現状です。コーレーグースは開封後に放置されていた場合、どのくらいの期間で辛くなくなるのでしょうか。そもそも辛くなくなるという現象が起こるのかも含めて検証していくというのがこの企画です。

用意したのは新品のコーレーグース。これを開封して以下の条件で保管しておきます。

屋内

冷蔵庫

屋外

 

果たしてコーレーグースはどのように変化していくのでしょうか。

 

1ヶ月経過

実験をスタートしたのが4月5日。1ヶ月以上の月日が流れました。というわけで最初の経過報告です。

保管場所から集合したコーレーグースたち。左から屋内、冷蔵庫、屋外です。時間の経過と共に中に入っている唐辛子が沈んでいくらしいのですが、今のところ全部のコーレーグースで唐辛子は浮いた状態です。

屋内、冷蔵庫はほぼ見た目には変わりが無いように見えますが、屋外のコーレーグースは中に入っている島唐辛子が明らかに白くなっています。味に影響はあるのでしょうか。

飲んでみます。

屋内

辛い。すっと最初に泡盛が喉に入ってきますが、その後に猛烈な辛さがやってきます。ただ、なんとなくなのですが前回よりも辛さが少し落ち着いている気がします。よく考えたら前回の味との比較をする術がないので確証はないのですが。

 

冷蔵庫

辛…くない?

たった一ヶ月なのですが、明らかに屋内保存のものより冷蔵庫保存のものの方が辛くなくなっている気がします。屋内保存は飲んで悶絶するが、冷蔵庫保存はなんとか飲めるレベル。それでも後味はそこそこ辛いので口の中が大変なことになるのですが。

 

屋外

明確に辛くなくなってきている

屋外保存のコーレーグースは匂いからして違いがありました。油臭いようなケミカルな匂いが漂います。事務所にあった全く辛くなくなったコーレーグースからもこの匂いは出ており、理屈は分かりませんがそれに近づいてきているようです。

味は冷蔵庫のものに近く、後味は辛いけどなんとか飲めるレベル。悶絶するような辛さが無くなっています。

 

コーレーグースが辛くなくなる日は近いのかもしれない

というわけで一ヶ月目経ったコーレーグースの味の変化は以下のようになります。

実験開始(2018年4月5日)

味:すっと口に泡盛が入り、一瞬遅れて悶絶するような辛さが訪れる。辛い。つらい。

2018年5月17日

屋内:辛い。ただ実験開始より辛みが無くなっている気がする。
冷蔵庫:辛い。ただし、悶絶するような辛さがなくなり、耐えられるレベルの辛さに。
屋外:辛い。味は冷蔵庫と同程度な気がする。ケミカルな匂いが発生。

2-3ヶ月でまとめて経過報告をしようと思ったのですが、すでに結構な変化がありました。この調子でいくとコーレーグースが辛くなくなる瞬間は割と早い段階で訪れるのかもしれません。

果たしてコーレーグースから辛みが消える瞬間はいつなのか。また一ヶ月後にご報告したいと思います。

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