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マルキヨ製菓のクッキーはたぶんクッキーじゃない
クッキーの概念が揺さぶられるマルキヨ製菓のクッキー
みなさんはクッキー、お好きですか。
子どもの頃は好んでしばしば食べていたような気がするのですが、大人になってからというものそんなに食べる機会はなく、たまにリウボウデパートに行ったときにステラおばさんの甘い香りにつられて数枚買ってしまう程度です。
先日スーパーの食料品売場を巡回していたら、サーターアンダギーやくんぺんなどが売られている沖縄菓子コーナーで『クッキー』と書かれた商品を見つけたのですが、どうも様子がおかしいのです。それがこちら。
左側のいも菓子もちょっと気になりますが、本日注目するのは右側のクッキー。ぱっと見は普通のクッキーにも見えるのですが、どうもおかしい。二枚のクッキーでなにかを挟んだハンバーガー状になっているのです。
きっと世界でここにしかないクッキー
というわけでさっそく買ってきました。
ぐるぐると渦巻き模様を描いたフォルムは、かたつむりかバラの花か。
製造者は浦添市にあるマルキヨ製菓。ナントゥなどの沖縄菓子や、紅芋パイなどのお土産菓子を製造している企業です。
横から見てみるとこのとおり。
外袋の原材料を確認したところ、間に挟まれているのはあんずジャムのようです。
イメージとしては、以前特集した公設市場付近で売られている沖縄菓子に近いものがあります。
包丁で半分に切ってみました。サンドされたあんずジャムはかなり薄く塗られている様子です。
食べてみたところ、生地の食感は「サクッ」というよりは「ムチッ」。
くんぺんのような、かなり固いカステラのような、丸ぼうろのような・・・。
味はあんずジャムの甘酸っぱさとあいまってとても美味しかったのですが、これをクッキーと呼んでいいのかどうかについては果てしなく疑問が残ります。世界に数多のクッキーあれど、きっとこのマルキヨ製菓のクッキーは世界にひとつだけのオンリーワン。見つけたら是非、お試しあれ。