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沖縄石敢當伝説、説明ざっくりしすぎじゃない?
沖縄でよく見る「石敢當(いしがんとう)」。三叉路などに設置されていて、直進しかできないマジムン(魔物)が家の敷地などに入り込むことを防ぐ効果があるといわれています。
この石敢當ですが、中国から伝来した風習でその由来は諸説あって明らかではないものの、一説によれば中国に石敢當という強い武将がいてその名前を取ったものであるといわれています。
で、本日はこの石敢當の由来にまつわるお菓子にについてのコネタ中のコネタをお届けしたいと思います。
それがこちら。「沖縄石敢當伝説」です。
前から気になっていて探していたのですが(国際通りとかでは売ってなかった)、たまたま訪れた恩納村道の駅で販売されていました。
- 外観
- 中身
お菓子自体は最中のようなもので、六角形のしっとりとした生地にあんこと求肥が挟まれているというものです。この時点で石敢當要素は一個もないのですが、味はうまいです。事務所でも好評でした。
さて、本日の記事タイトルは「沖縄石敢當伝説、説明ざっくりしすぎじゃない?」ということで、まぁこのお菓子の石敢當の説明がものすごいざっくりとしているのです。
では箱の下の方に書いてある石敢當の説明を読んでみましょう。
一説に石敢當は勇者の名を
とったともいわれています。
高級小豆と吟味した沖縄黒糖を
ほどよい甘さに仕上げました。
元気のでるお菓子をどうぞご賞味あれ。
石敢當の説明、25文字。
まぁ、お土産用のお菓子なんでそんなものかもしれないのですが、いくらなんでもざっくりし過ぎている気がします。石敢當のざっくりとした説明の後には普通にお菓子の味の説明が入っていてうっかりしてたら石敢當についての説明を読み飛ばしてしまうくらいのボリューム感。
この人は多分石敢當さん。
僭越ながらもうちょっとどうにかできたんじゃないのかと思ってしまいます。土産物にびっしり文字が書いてあったらそれはそれで怖いですけど。
どこかで見つけてから、このさらっとした説明がずっと気になっていた沖縄石敢當伝説ですが、恩納村道の駅で賞味期限間近なため756円が400円という価格で販売されてます。ひょっとしたら製造自体はすでに終わっていてあとは在庫がなくなるのみなのかもしれません。
というわけでめちゃめちゃコネタでしたが、本日は「沖縄石敢當伝説、説明ざっくりしすぎじゃない?」というお話でした。余談ですけど石敢當の文字が入ったひよこみたいな焼き菓子ってまだ無いし、きっと売れると思うんですよね。お土産物用のお菓子を製造している会社さん、いかがでしょうか。