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国宝「玉冠(たまのおかんむり)」はイルミネーションになりませんでした
さて、本記事は昨日の国宝「玉冠(たまのおかんむり)」はイルミネーションになるんじゃないかの続きでございます。まだ記事を読まれていない方はそちらからどうぞ。
入らない…。
前回までのあらすじ
琉球王の冠「玉冠(たまのおかんむり)」はイルミネーションになるんじゃいか。そう思い立った私やんばるたろうは冠のレプリカを作成。LEDを使い玉冠のイルミネーション化に成功したのです。サイズ的に頭にかぶれない以外は想像以上のものができあがりました。
というわけで、本日は琉球国王といえば首里城。夜の首里城にゴキゲンな王冠を持って撮影に行った話です。
夜の守礼門にやってきた
時刻は夜の23時。首里城を擁する首里城公園は夜は立ち入れませんが、守礼門までであれば24時間見学することができます。ライトアップもされているので日中首里城に足を運べなかった観光客の皆様にもオススメです。
とりあえず三脚にカメラをつけて守礼門まで歩いて行きます。
この時間なので誰もいないだろうと思ってたんですが、守礼門には観光客の方がいらっしゃいました。沖縄旅行の予定が台風19号で流れてしまって、この時期に再び沖縄観光に来たのだそうです。
三脚と王冠を持った僕はものすごい不審者っぽい感じでしたが、怪しいものじゃないことを強調しつつ、この方々にカメラのシャッターを押してもらうことにしました。
二週間くらい、ハンダ付けをしたり、機材を揃えたりと制作時間をかけた超大作。ついに守礼門と夢の共演が実現するのです。
…で、とってもらった写真が次の写真です。
…なにこれ。
イルミネーション…。それはきらびやかな光が織りなすファンタジーな訳ですが写真に写った僕はものすごい輝く玉を頭上に掲げる不審者でした。なんかムーとかで出てきそうな写真です。
そう。制作段階から「ちょっとLEDが明るく輝きすぎなんじゃないのか」というのは思っていたんです。でも「明るいことはいいことだ」と楽観的に考えていたんですが、まさかこんな結果になるとは…。
しかし、ここで諦める訳にはいきません。観光客の方に丁重にお礼を述べてその場に一人になった僕は三脚でカメラを固定、写真でだめならムービーを撮ればうまくいくんじゃないのか…そう思ってムービーの撮影に挑戦してみました。
その結果が以下でございます。
結果、全く同じでした。
イルミネーションは輝度も大事
これどうしよう…
というわけで、2日続いた「国宝「玉冠(たまのおかんむり)」はイルミネーションになるんじゃないか」、皆様如何だったでしょうか。この記事を書いていて思うのは「これ2日引っ張る必要があったのか」という事です。
LEDの輝度はArudinoのプログラム上で変更出来るらしく、もっと改良すればうまいこと写真にも写るんじゃ無いかと思うので、ひょっとしたら来年リベンジするかもしれませんが、多分やりません。
これから何かをイルミネーションにしたいと思っていらっしゃる電子工作好きの方には本日の記事でLEDの適度な明るさもイルミネーションにおいては重要であるというポイントをお伝えできたかと思います。それでは皆様ハッピーなクリスマスをお過ごしくださいませ。