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誰でも出来る!車の屋根から森を取り外す方法
5月に記事にした「車の屋根から木が生える凄すぎるエコカー」を覚えていますか?
インタビューの中で車の持ち主である知念さんはこう言っていました。
・エアコンが壊れていたので、屋根に木陰を作れば涼しくなると思ってはじめた。実際に涼しい。
・芝生は植えたが、他の草木は勝手に生えた。どこから種が運ばれてきたのかはわからない。
・車検のときは外す。再取り付け方法は夢の中の自分が教えてくれた。
・目立ちたいわけではなく、本当は恥ずかしい。今でも月に1回は乗れない日がある。
「車検のときは取り外す。そしてもうすぐ車検だ」と。
すべてが夢のような出来事だったので、ふむふむと聞いておりましたが、冷静になると本当に取り外せるのかな?とも思っておりました。
そんな折り、知念さんから連絡が来ました。
「来週取り外すけど、来る?」
行きますとも!
ということで本日は「車の屋根から森を取り外す方法」をお届けします。
取り外し方
知念さんのお宅です。詳細な場所は言えませんが、沖縄らしい風情が残る住宅街にあります。
屋根が森のようになってしまった車を、隣の家の人はどう思っているのでしょうか
用意するもの
・カッター
・ベニヤ板
STEP1:釣り糸を外す
まずは車の屋根と森の土台であるシートを外す作業からです。
屋根の随所にホックが設置されており、釣り糸でホックと土台を固定しているようです。
土台をめくるとなんの植物のものかはわかりませんが、根っこがびっしり。
沖縄の植物の生命力の高さに驚きです
STEP2:板を差し込む
今回の作業に欠かせないベニヤ板。
板を持ち上げて、屋根と土台の間に滑り込ませます。
STEP3:ベニヤ板を持ち上げて取り外す
前回の車検のときは知念さんひとりでも持ち上げられたそうですが、今回は木も生えて重くなったので、男性2人掛かりでやらないと無理そうです。
完成!
これで終わり!所要時間は30分程度でした。
普通の車になくなってしまった愛車を感慨深く見つめる知念さん
2年ぶりに裸になった屋根はまったく錆びておらずピカピカでした
「草木がなくなると車が小さく見えるな・・・」とおっしゃっていました。
車検に出すその前に
森を乗せていたときに出来なかった唯一のことは高速に乗ること。
取り外しが終わったこの日、久々に身軽になった愛車とともに、知念さんは高速に乗って海に出かけたそうです。
目的地にいつもよりすごく早くついて驚いたそうです。
そして人に見られない、指を指されないことの開放感と、少しの寂しさを味わったとか。
車検後に再び設置します
ということでカッターとベニヤ板があれば、30分で車の屋根の森は取り外せることがわかりましたね!
みなさんの車にも森が生えてしまったときは、この方法を試してみることをお勧めします。
しかし、思っていた以上に森の土台が重量も厚さもあったので、車検後にちゃんと取り付けが出来るかが少し心配だそうです。
うまくいけば良いのですが・・・。
DEEokinawaでは引き続き、知念さんの愛車の行方を見守りたいと思います。
森がなくなった車に唯一残されたパッキンに生えた植物。君も元気に生き残ってね。