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守礼門のプラモデルが割とよくできている
沖縄の観光名所といえば「首里城」をあげる人が多いのではないでしょうか。「守礼門」は首里城に続く道の門であり、沖縄を象徴する建造物。二千円札にも使われましたし、DEEokinawaでも過去に守礼門もどきを集めたりしてました。
この守礼門ですが
プラモデルとして販売されていることを皆さんご存じでしょうか。
この守礼門プラモデルを発売しているのは静岡県にある「フジミ模型株式会社」という会社で広島県の厳島神社や北海道の札幌時計台など全国各地の有名な建造物のプラモデルシリーズのひとつとして守礼門を製造・販売しているようです。大きさは100分の1だそうで、プラモの値段は1200円くらいでした。
さて、本日のネタなんですがよくプラモデルには城だったり建物だったりのプラモデルがあるわけですが、これってどのくらい本物に近いんでしょうか?そこで実際に守礼門のプラモデルを作って、実物と比較してみたいと思います。
20年以上ぶりにプラモデルを作ってみる
それでは始めます。しかしながらプラモデルって小学校の時にちょっと作ったこととがあるくらいで既に20年くらいブランクがあるんですが大丈夫なんでしょうか?
- 箱を開けたところ
- パーツはそこまでなさそうだ
蓋を開けると懐かしのプラモのパーツ達。屋根だったり土台だったり結構大きなパーツが多いため割と簡単にできそうです。
こちらが説明書。9ステップくらいで首里城の作り方が書いてあります。
説明書の手順に従ってプラモを組み立てていきます。
- 屋根の下の柱部分
- 土台に固定していく
最初の方は割と簡単にパーツをはめ込むだけだったんですが、変な方向にものすごい小さなパーツを接着剤だけで付けないといけなかったり割と精巧な作業を要求されます。
- 屋根を乗せて
- 扁額はシール
柱を設置できたら屋根を乗せていきます。因みに塗装用の塗料も買ってたんですがうっかり塗装しないで組み立てちゃったんで結局一部(柱のところ)しか色塗ってません。
完成しました。
こうして出来上がったのが上のやつです。久しぶりにプラモデル作りましたが、20年くらい経ってもプラモデル製作の腕は全然上達していないことが分かりました。うん。割と守礼門ですよね。
実物と比べてどうなのか
ではどのくらい精巧か実際の守礼門と比べてみましょう。
というわけで守礼門にやってきました。
どれどれ…。
- 本物
- プラモ
全体的に見ると瓦の細かい部分の形がちょっと違うようですが、割ときちんとできてます。「守礼之邦」と書かれた扁額の部分ですが棒一本に額縁が付いたパーツを屋根に接着する感じで「なんかいい加減だなぁ」と思ってたんですが、本物の守礼門もそんな感じでした。
- 本物
- プラモ
屋根の下の細かい細工部分ですが、細部は違いますが大まかに形は合ってます。ちゃんと色を塗ればかなり近いんじゃないでしょうか。
- 本物
- プラモ
守礼門の下から屋根を見上げた感じ。これもきちんと色を塗ればもっとそれっぽくなりそうですが、膨大な時間がかかりそうな予感がします…そのあたりがプラモデルの醍醐味なのかもしれませんが。
割ときちんと守礼門だった
というわけでプラモデルと本物を比べてみたんですが、割と精巧に、いやかなり精巧に守礼門を再現できているという結果に終わりました。
沖縄のプラモデルって調べた限りでは守礼門だけなんですが、他にもグスクだったり、那覇タワーだったり、アクアポリスだったりなんか色々作れたら楽しそうですよね。
守礼門を変形ロボにしたい…!
因みにこの特集、全然オチが見つからなかったのでコネタに降格したんですけど、実はこの前「太陽の塔の超合金ロボ」なるものが発売されるということで、「守礼門もロボットになるんじゃないのか」的なところから端を発した企画だったのです。
結局、頓挫したんですが手先の器用なNaokiあたりが引き継いでくれないかオファーしてみたいと思います。