- DEEokinawaトップ
- 特集
- 沖縄の飲み物をタピオカドリンクにする試み
沖縄の飲み物をタピオカドリンクにする試み
\みんな、タピってる〜!?/
つい先日もタピオカの記事があがったばかりですが、今、日本は空前のタピオカブーム。
まさに猫も杓子もタピってます。
そんなタピオカドリンクといえば、ベースとなる飲み物にタピオカパールを添加している飲み物なわけですが、ベースにはミルクティーやココナッツミルクなどが主に使用されています。
現在の第三次タピオカブームでは、上記以外に緑茶、烏龍茶、ほうじ茶など茶葉のバリエーションが増えたり、フルーツジュースやスムージー、ソーダなど、お茶以外のドリンクが使用されていることも。
それならば、沖縄の定番の飲み物でもタピオカドリンクが作れるということ。
もしかしたら定番のタピオカミルクティーを凌ぐ、美味しいタピオカドリンクが誕生してしまうかもしれません。
というわけでまずはタピオカを買いに行くことに。
タピオカ求めて三千里
まず向かったのはこちら、業務スーパーです。
なんでも冷凍のタピオカが売られており、軽く茹でるだけであのもっちもちのタピオカができるとSNSなどで話題になっていました。乾燥タピオカだと何時間も水に漬けたり煮たりする必要があるので、これはありがたい時短アイテムです。
冷凍庫コーナーでPOPを発見。なんと1,000g入りのようですがこの際やむを得ません。
.........って、無い!!!!!!
そう、あまりのタピオカ人気のために品切れ中でした。昨今のタピオカブームを甘く見過ぎました...。
これは困ったぞ.......
いや、そういえば!とひらめいて次に立ち寄ったのはこちら。
ファミリーマートです。
ファミカフェのコーナーに注目。
そう、なんとファミカフェのドリンクに追加できるタピオカが売られているのです。
通常はその場でファミカフェドリンクに入れてしまいますが、ちゃんと商品バーコードがついておりタピオカだけ購入することも可能。
まあブラックタピオカと称しながら原材料を見たら、タピオカ(キャッサバ)は一切使われておらず、こんにゃく粉を使用したなんちゃってタピオカだったわけですけれども、背に腹は代えられない。締め切りも変えられない。というわけで、今回のタピオカドリンクにはこちらを使用します。
沖縄の飲み物がタピオカと出会ったら
そんなこんなで沖縄の飲み物も用意しました。
今回のラインアップはこちら。はいそこ、「よく見る画だな...」とか言わない。
これらのドリンクにファミマのブラックタピオカを合わせていきます。
シロップ漬けになっていますが、カエルの卵感がすごい。
これをカップに投入します。ちなみにカップとタピオカ用極太ストローはモスのタピオカ冬瓜茶ミルクを飲み終わった容器を使いまわししています。エコ。
・タピオカさんぴん茶
まずはさっぱり系から。県民ドリンクとも言えるさんぴん茶にタピオカをインしたタピオカさんぴん茶です。
元々さんぴん茶は茶色っぽい透明の液体ですが、シロップが入っているからかタピオカと混ぜると少しにごりました。タピオカが不気味にうごめきます。
お味はというと、うん、さんぴん茶とタピオカを一緒に飲んでいるなあ.......という印象。それぞれ別個の物質として口の中で認識されました。まずいとかではないんですが、なんだか違和感のある組み合わせです。さんぴん茶を牛乳で煮出したさんぴんミルクティーとかなら、うまくタピオカと馴染んでくれていたのかもしれません。
おすすめ度:★☆☆☆☆
・タピオカルートビア
さてお次は泣く子も黙るルートビア。シュワシュワ系とタピオカの組み合わせはは果たしていかがなものでしょうか。
ちなみによく似た色合いなので、ルートビアと混ぜるとタピオカの存在が消えます。
味見してみると、うーん......悪くはない。悪くはないけれど、炭酸のシュワシュワとタピオカが喉を同時に攻撃してくるので咳き込みやすい感じです。さんぴん茶よりはアリかもしれない。
おすすめ度:★★☆☆☆
・タピオカヨーゴ
お次は大人も子どもも大好きな乳酸菌飲料のヨーゴ。
ミルクティーも乳製品なのでこれは期待できます。
飲んでみると、...これは美味しい!あっさりとしたヨーゴのヨーグルト風味とタピオカの食感がよく合っています。ヨーゴにはほんのりとろみがあるので食感もマッチしていて飲みやすいし、これは毎日飲みたい。
おすすめ度:★★★★★
・タピオカ黒糖玄米
とろみ系続きでお次は黒糖玄米。食欲が無い日の朝ごはんにもぴったりな黒糖風味の栄養満点ローカルドリンクです。
見た目はタピオカミルクティーみたいになりましたが、飲んでみると明らかに別物。しかし意外と黒糖玄米とタピオカはマッチしている気がします。惜しむらくは黒糖玄米のとろみがかなり強いのでストローで吸いにくい、ということでしょうか。
おすすめ度:★★★☆☆
・タピオカミキ
最後は飲む極上ライスことミキ。こちらも見た目はタピオカミルクティーのようですが、よく見ると原料に入っている大麦の茶色いツブツブが見えてまるでこんにゃくのようです。
お味はというと、元々ミキがわりと好みが分かれる味なので、好きな人は好きというのが正直なところです。お粥のような、グラノーラのような。タピオカ自体は淡白な味わいのミキのいいアクセントになっていますが、さきほどの黒糖玄米同様とろみが強いのでストローで飲むのはなかなか難しいところです。
おすすめ度:★★★☆☆
まとめ
というわけで5種類の沖縄ローカルドリンクをタピってみました。
なんといってもいちばんのおすすめはヨーゴ。見た目もかわいく映えそうだし、味も美味しく飲みやすいので是非試してみていただきたいです。同じく乳酸菌飲料のメイグルトとかも合いそうですね。
みなさんも業務スーパーで冷凍タピオカをゲットできたら、自分だけのタピオカドリンクを開発してみてはいかがでしょうか。
ちなみに、国際通りのてんぶす那覇1Fにある『amitapi』というお店には、紅芋タルトとちんすこうがぶっ刺さった、インスタ映えしまくるすごいタピオカドリンクがあるみたいです。お値段700円ですが、気になる方は是非飲んでみてください。