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ピーナツパンコレクション Vol.2
沖縄県民に愛されるでかくて美味しいピーナツパン
沖縄のパン売り場でポピュラーな存在であるピーナツパン(ピーナツサンド)。
コッペパンのようなふわふわとしたパンに甘いピーナツクリームを挟んだ菓子パンなのですが、私の出身地である大阪や旅行で訪れた他府県ではあまりこういうパンを見かけた印象がありません。アメリカの食文化に強く影響された沖縄で独自進化を遂げた製品なのでしょうか。
由来などの詳しいことは分かりませんが、沖縄では学生の昼ごはんや間食にと老若男女から愛されているおなじみの菓子パンなのです。なによりでかくて腹持ちがいい!
昨年 Vol.1 をお届けしたピーナツパンコレクション。
今回もどんな種類があるのか、味はどうなのか、集めて食べ比べてみました。
ピーターサンド(ぐしけん)
まずはレトロなパッケージが目を引く、ぐしけんのピーターサンド。
イラストの男の子は商品名から察するに、やっぱりピーターパンでしょうか。
原材料名はこんなかんじ
開けてみると、他のピーナツパンとは一線を画す高級そうな出で立ち。
デニッシュ風の凹凸のあるパンと、表面にはそぼろ状のココアパウダーがかかっています。これは見るからに美味しそう。
ピーナツクリームもたっぷり。生地の中にもチョコレートが地層のように織り交ぜられています。
食べてみると、確かにピーナツクリームがなんだか美味しい!ほのかな塩味がピーナツのこくのある甘みと合わさって絶妙なバランスです。個人的にはピーナツの粒々がもっと大きめだと嬉しいかな。パンもしっとりふわふわです。
ゼブラパン(オキコパン)
お次はピーナツパンの代名詞とも言える、オキコパンのゼブラパン。
前回のピーナツパンコレクションVol.1を出した後に友人から「ゼブラパンが無いなんて!」と言われたほど。
オキコパンといえば、以前【大人の社会見学】として工場見学をさせていただいたこともありました。
受験シーズンには受験生応援パッケージに変わることでもお馴染みです。
原材料はこんなかんじ
- グラム
開けてみると、こちらもそぼろ状のトッピングがかかっています。
この角の立った美しい長方形がゼブラパン!というイメージです。
横から見ると、ゼブラパンの名に恥じぬ見事なシマシマ模様。
中央のピーナツクリームの層は薄めですが、黒糖フラワーペーストの層(黒い部分)が複数あり、黒糖独特のやさしい甘さが楽しめます。昔ながらの沖縄のピーナツパンのスタンダート、といった味わい。パンの食感としてはキメが細かくしっかりめ。丸々1個食べるとおなかにどすんと溜まります。
ピーナツ&ショコラ(第一パン)
さいごは少し変わり種で、第一パンのピーナツ&ショコラ。
これまでご紹介してきたものは全てプレーンなパン生地でしたが、こちらはチョコパンの生地にピーナツをサンドしたものだそうです。
原材料はこんなかんじ
開けてみると、上のふたつのようにトッピングはありませんが、表面はなにかでコーティングされているのかツヤツヤテカテカとしており触るとペタペタした感触です。チョコ生地を使用しているということで全体的に色は暗め。サイズも他のものと比べると少し小さめで、女性だとこのぐらいがちょうどいいかもしれません。
断面を見てみると、ゼブラパン以上に美しいシマシマ模様です。真ん中にピーナツクリームが一層、その上下にチョコクリームが何層にも折り重なっています。食べてみると、しっとり食感のパンにチョコレートとピーナツのダブルの風味が相まってリッチな味わい。しっかりした甘さが感じられるので甘党も満足できるはず。
まとめ
というわけで、ピーナツパンコレクション第二弾をお届けいたしました。
それぞれ味も見た目も個性色々。あなた好みのピーナツパンは見つけられましたでしょうか?
県内で通常販売されているピーナツパンはほぼほぼカバーできたかと思いますが、期間・数量限定商品があったり、離島に行けばもっと違うピーナツパンがあるのかもしれません。新たなピーナツパンとの出会いを楽しみに、これからも定期的にパンコーナーをチェックしていきたいと思います。
それではみなさん、カロリーに注意しながら素敵なピーナツパンライフを!