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「流しもずく」はじめました
夏の風物詩である「流しそうめん」。
竹などに流水でそうめんを流して、何とも涼しげですよね。
以前流しそうめんの進化版として「流しソーメンチャンプルー」は角度何度から可能なのかという実験をしました。
正直、まったく夏を感じられませんでしたが、新しいソーメンチャンプルーの食べ方としてアリだったのではないでしょうか。
しかし、さすがにソーメンチャンプルーはかなりの角度が必要なので手軽に流すことができない、と考えた私たちはひとつの食材を思い出しました。細長くて水で流しても大丈夫な沖縄を代表する食材といえば...
そう、もずく。
ということで今年の夏の新しいレジャーとして、もずくを美味しく楽しく食べることができる「流しもずく」を提案したいと思います。
設置する
もずくを流すために用意したのは雨どい2本。竹のほうが風情があって良かったのですが、いかんせん調達が難しかったのでホームセンターで購入。
流れやすい角度を探して固定します。
もずくは知念産の「新物もずく」を使用。味にもこだわります。
衛生上もずくを流す時用の手袋とお箸、もずくのタレを入れる容器も準備しました。
流し方
近くに水道が無かったので、今回はやかんから水を注いでもずくを流します。
ただ1人で水ももずくも流すのはけっこう大変なので、水道からホースを引っ張ってきたほうがスムーズだと思います。
水量が少なすぎるともずくは流れず、途中で止まってしまいます。流し手の技量が問われるポイント。
掴みきれなかったもずくと水はバケツの中へポチャン。
流しもずく開催
では実際に流してみましょう。
「もずくカモン!」
きちんと流れるかどうか緊張が走る一瞬です。
雨どいが斜めになっていてもずくがこぼれてしまいそうに見えますが、これが最適の角度でした。
ふたりとも見事もずくをつかむことに成功!
ヌルヌルとしているのでさぞつかむのに苦労するかと思いきや、そうめんよりも固まりで流れてくるのでつかみやすいのです。
たろうが食べている量が驚異的
つかんだもずくはタレにつけて食べるのですが、タレの酢成分で確実にむせてしまいます。流しそうめんにも言えることですが、早食い競争ではないのに急いで食べてしまうのでは何故でしょう。
どんどんもずくは流れてくるので到底すべてをつかみきれません。つかめなかったもずくは...
落ちます。
そしてどんどんザルに貯まっていくので、上流でもずくが無くなったら水を切って届けます。合理的ですね!
やってみてわかりましたが、沖縄のもずくは太くてよく噛まないと飲み込めないので時間がかかるうえに、食べ応えがあるのですぐにお腹がいっぱいになってしまいます。
大量には食べられないものの、大人数でワイワイ競争しながら食べると盛り上がること必至です。
楽しい!
また室内でやるときはそれなりに床が濡れてしまうので、ブルーシート等を敷くのをオススメします。
あと、これは是非海でやってほしいと面白いと思うんですよ。
もっと長い雨どい等を海に設置して採れたてのもずくを流す→食べる→食べきれないのは海へ戻る→繰り返し。
来年のもずくの日(毎年4月の第3日曜日)はモズク早喰い競争ではなく、流しもずくとかいかがでしょうか?
大量に買ってしまって余ったもずく。このように遊びの要素を入れてあげると、もずく嫌いなお子さんも食べてくれるかもしれませんね。
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ところで
ところでさきほど出てきたこの写真、気になりませんでしたか?
なんか撮られてる
DEEokinawaがTVに出ます
なんと、7月7日(日)11時からRBCで放送中の『ウチナー紀聞』にDEEokinawaが出演します。
ウチナー紀聞といえば、沖縄版情熱大陸?ガイアの夜明け?といったところでしょうか。
しかもチラッと映るのではなく、30分間の番組全部がDEEokinawa特集(ええんかこれ)。
というわけで、今回の流しもずく記事は『ウチナー紀聞』とのコラボ取材第一号。
番組で放送された取材内容は、順次DEEokinawaでも記事にしてアップしていきますのでお楽しみに!
恥ずかしいから見ないで!