- DEEokinawaトップ
- 特集
- 浦添で異国気分!国際協力・交流フェスティバル2012
浦添で異国気分!国際協力・交流フェスティバル2012
みなさんは、浦添市前田に沖縄国際センター(OIC)という施設があるのをご存知でしょうか?
赤瓦屋根が連なるとても立派な施設なのですが、いったいどういう施設なのか、どんな人たちのための施設なのか、普段はなかなかなじみの薄い場所だと思います。
そこで、この週末に『国際協力・交流フェスティバル2012』が開催されていたので遊びに行ってきました。
OICはサンエー経塚シティの近く、小高い丘の上にあります。
フェスティバルは朝9:30開始。私は11時過ぎに訪れたのですが、すでにたくさんの人たちで賑わっていました。
メイン会場となる建物入り口前の広場にもいくつかのブースが出展しており、まつぼっくりを使ったクリスマスツリー作りや着付体験&顔ハメ看板などの体験コーナーが。
とりあえずやっちゃいますよね。イーヤーサーサー。
沖縄の文化、外国の文化
建物に入ると、とても広くてきれい!
沖縄観光コンベンションビューローのブースでは、さまざまな国のことばで書かれた沖縄のパンフレットなどが設置されていました。ちなみにこれはロシア語。ひとつも読めません。
国頭ツーリズム協会のブースではなんと手作りのヤンバルクイナ変身セットが!
か、かわいい・・・。
- とりあえず着てみましょう
- 後ろにはしっぽまでついててラブリー
階段を2Fにあがると、アフリカのカンガや小物などを展示販売するコーナーや、子どもたちでにぎわうぬりえコーナーなどなど。
- ハワイ、タイ、フィリピンなど世界のビール販売もあり
- こちらはHALALのカップヌードル
OIC食堂で腹ごしらえ
ひととおりブースを見学したら、次はいちばんのお目当てであるOIC(オイシー)食堂へ。(ナイスネーミング)
ちょうどお昼時だったので大行列ができていました。ちなみに食堂は普段から一般の人にも開放されていて利用可能。
この日はイベントなのでメニューはランチバイキングのみでしたが、普段はバラエティに富んだメニューが取り揃えられているようです。毎月特別メニューとして、その月に何らかの記念日がある国の料理も楽しめるのだそう。11月はパナマ共和国、ミクロネシア連邦、カンボジア王国、バルバドス。(バルバドスってどこだ。)
行列に並ぶこと約40分。ようやく食堂内に潜入成功。
食堂は広々としたカフェテリア風で、大学の学食を思い出してなつかしくなりました。
- キーマカレーは「NOT HALAL」の札
- チキンカレーは「HALAL」の札
レジ前のショーケースに通常メニューが展示されていたのですが、各メニューの上についている牛や鶏の絵が描かれた札に注目。これはイスラム教徒が食べても良いもの=HALAL(ハラール)かどうかを表す大事な表示なのです。
Wikipedia:ハラール
ランチバイキングの内容は、ポテト・ソーセージ・蒸し野菜・揚げ春巻き・グリルチキン・串カツ・カレー2種類・牛汁・ターメリックライス・赤米・サンドイッチまで。さまざまな種類があって目移りしてしまいます。
サラダもとり放題。食後のミニケーキぜんざい、ホットコーヒーまであります。
- コーヒーサーバやトースターに外国を感じます
- 調味料類も日本であまり見かけないものばかり
バイキングってどうしてもテンションあがって取りすぎてしまいますが、なんとか全部たいらげました。
どれも美味しかったですが、特にキーマカレーが絶品でした。
食堂前の中庭では、畑人ミュージシャンアイモコさんのラジオ公開放送が。途中、ライブもあって大盛り上がりでした。
お腹がいっぱいになったらさまざまな国についてお勉強
ランチバイキングでおなかいっぱいになったあとは、建物2〜3Fの展示ブースへ。
JICAが青年海外協力隊を派遣している国々の地図や写真、パネルなどが展示されていました。
沖縄とも関わりの深い南米ボリビアのブースでは、小物の販売や民族衣装の試着なども。
とりあえず勧められるままに着てみました。このポンチョめちゃくちゃ暖かかくてかわいかったです。後ろのアルパカの毛をつかったカーペットもふわっふわで最高の肌触り。ほしい。
図書室前にはもっと多くの民族衣装の試着体験コーナーがありはしゃげます。できれば全部着てみたかった。
- 前が見えない帽子 その1
- 前が見えない帽子 その2
OICよいとこいちどはおいで
図書室では研修員による世界の本の読み聞かせコーナーが。
適宜日本語でも説明していたのですが、外国人研修員さんの口調やジェスチャーだけでも子どもたちがなんとなくストーリーを理解してタイミングよく笑ったりしていたのがすごかったです。伝わるんですね。
体育館では、ゴスペルやウチナー文化未来塾「琉球浪漫舞台」、フラメンコショーの上演などなど。
ペルー料理やベトナム料理の屋台ブースも。美味しそうなものがいっぱいあったけど、まだランチバイキングが胃を占拠していたのでここは眺めるだけに。でっかいグリルロースターで焼きあげられた牛肉のかたまりがいまだに忘れられません。
おみやげたくさん、民族衣装の試着もたくさん、そして珍しくて美味しい食べ物もいっぱい食べられてほくほく。
沖縄にいながらにして異国情緒を味わうことができる、盛りだくさんなフェスティバルでした。
普段はなかなか足を運ぶ機会の無い沖縄国際センターですが、食堂と図書室は普段も一般開放されているのでまた訪れたいと思います。とりあえず、500円で食べられる美味しそうなランチは必須...!
【図書室】火〜金曜 10:00〜20:00/月・土曜 10:00〜18:00 ※日・祝日休み
【OIC食堂】 昼 12:00〜14:00/夜 18:00〜20:00
※昼12:45〜となっていましたが、正しくは12:00〜なので訂正いたしました。(2012.11.19)
ぜひみなさんもいちど足を運んでみてはいかがでしょうか。