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巷に氾濫する「ちゅら」を検証する
ちゅらについて
数年前に巻き起こった空前の沖縄ブームに火をつけたと言われているのが、みなさまご存知2001年に放送された朝の連続テレビ小説『ちゅらさん』。
「ちゅらさん」という言葉の意味
タイトルである「ちゅらさん」は美しいさま、立派なさまを褒め称えるときに使用する沖縄方言の形容詞の終止形である。(Wikipediaより)
国仲涼子さん演じるえりぃのキュートな笑顔にメロメロになった人も多かったのではないでしょうか。(私もその一人です。)
そのちゅらさんブームからはや10年。
しかし、いまだに街で目につく「ちゅら」。「ちゅら◯◯」が世に氾濫しすぎているのではないでしょうか。いつまでも昔とった杵柄にしがみついてちゃいけないと思うわけなのです。
なんでもかんでも「ちゅら」つけときゃいいってもんじゃないんだよ!
と、こんなことで憤る私の心は「ちゅら」とは言えないのかもしれないのかもしれませんが。
今日は目についた「ちゅら」をざっと集めて、それはほんとうにちゅらなのかどうかを検証してみました。
食べ物系
・ちゅらさんセット
特に「ちゅら」の要素は見当たらない定食。
もしかしたら「これを食べればあなたもちゅらさん!」みたいなことなのでしょうか。
ちなみに紅茶のことを単に「ティー」とだけ言うのは沖縄の人ならではだと思います。
商品系
・チュラサンダル
スポーツ用品店のチラシに載っていたチュラサンダル。カタカナで書かれていると少し印象が違います。沖縄限定商品でしょうか。
・美らカバー
一瞬、綿(めん)と読み間違った錦(にしき)が何を意味しているのか気になります。
・美らドレッシング
パッションフルーツとマンゴーといういかにもなドレッシング。
いや、実際ものすごく美味しい商品なのかもしれませんが。
略して「美らドレ」。
・美らぴか
歯ブラシまでちゅらってます。「ちゅら」という言葉自体にきれいな意味があるところに、さらに「ぴか」をかぶせたことで、この歯ブラシの洗浄力に期待が高まります。
柄の部分に紅型模様入りなので、おみやげや外国の方にプレゼントすると喜ばれるかもしれません。
サービス系
・美らライト
産業まつりにて発見。
美らライトなのか美ライトなのか。まあどちらでもいいのですが。
バックの放射状の光がその殺菌力の高さを表しているようです。
店名系
・な美ら
自然食品の店なので「ナチュラル」と「ちゅら」をかけているはず。
しかし、自然食品なのに酒。そしてこのピンク。見ているだけで頬が赤くなる気がします。
・ちゅらさん/ちゅら魚
こちらはド直球な介護事業所&デイサービスのちゅらさん。
Kiroroの唄声が聴こえてくるようです。♪もう〜大丈夫心配な〜いと〜...
隣のちゅら魚(ゆー)は系列店でしょうか。
・美ら算
こちらも極めつけ。音だけはド直球の美ら算(ちゅらさん)...。
お会計してもらっても、端数とか出なさそうですね。
ちゅらに注意!
ちょっと探しただけでも巷は「ちゅら」だらけでした。
そしてもっともっとたくさんあるはず!
ちなみに新聞についてくる副読紙の赤ちゃんの紹介ページで、「ちゅらちゃん」という名前の赤ちゃんもいました。ちゅらちゃん...かぁ......。
というわけで、巷に溢れる「ちゅら」についてのご紹介でした!皆さんも「こんなちゅらを見つけた!」というのがあったら教えて下さいね!