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異国の地で沖縄っぽいものを探してみた(in香港)
たとえ海外に行っていても、DEEの記事更新は回ってくる訳でありまして...
ということで、香港で沖縄っぽい物を、駆け足で探してきました(時間なかったんで)。
沖縄から香港へは、毎日直行便が飛んでいます。
那覇からだと約2時間。しかし今回は那覇→成田→香港という変則的な航路で(那覇から行くより3倍の時間かかった)。
知らない土地で楽しみのひとつ、それはスーパーに行くこと。
沖縄でも、本島と離島で売っているものがちょっと違ったりしておもしろい。
香港には日系のスーパーやデパートがいくつかある。
三越、西友、そごう。ユニーにジャスコ。あとは香港発のシティスーパーなどなど。
今回は「ジャスコ」と「そごう」に行ってみた。
香港・中国系スーパーで行ったのは「wellcome ウェルカム」と「Parknshop パークンショップ」。
この二つはライバルといったところだろうか。どちらも店舗数が多い。
では沖縄っぽい物を探しに行ってみましょう。
(各値段は、2011年5月現在のレートで計算しています。1香港ドル=約10.5円)
酒
香港はお酒が安い。酒税がかからないのでかなり安いのだ。
これは2008年に、アルコール度数30度以下は関税がゼロになったからだ(以前は税率80%→40%)。
日本のお酒も例外ではない。
もちろん沖縄が誇るビール、オリオンビールもあった(売ってるのをみてうれしくなった)。
オリオンドラフト350ml缶が、10.90香港ドル。日本円で約110円。沖縄で買うより安い!
沖縄で安いお店でも175円くらいだろうか。60円くらいは安いのだ。
オリオンドラフト350ml6缶パックはさらに安い。58香港ドル。約600円。安っ!
沖縄で買うと980円くらいだっけ。
キリンクラシックラガーはさらにお求めやすい値段になっております。49香港ドル。約500円。
上の段にある見たことのないビールは、なんと2本で6香港ドル。1本約30円。。
その他にも、オランダやデンマーク、アメリカのビールも1本5香港ドルから15香港ドルとビックリする安さ。
ちなみにカールスバーグは50円くらいで売っていた。
泡盛もイロイロ探してみたけど少なかった。今回見つけられたのは2本。
まずは久米仙5年古酒720ml。408香港ドル。約4200円。沖縄だと2000円ちょっとだろうか。
かなり高いのだが、これはアルコール度数が40%もあるからだ。30%超えるものは酒税がかかる。
こちらは「び」300ml。78香港ドル。800円くらい。この小さいボトルは、沖縄で見たことがないので、いくらかわからない。
パン
東海堂(アロームベーカリー)はパン&ケーキのチェーン店。駅の構内にも多く出店している。
ホームページでは、東海堂日本高級麵包西餅專門店と表記されている。
日本高級麺包西餅。日本と何か関係あるのだろうか...カタカナでも書いてあるし。
まさか香港のパン屋さんで、「沖縄」の文字を見るとは思わなかったので、何かうれしくなった。
新商品!沖縄黒糖巻!
この大きさで18香港ドル。約190円。安い。
これも新商品。沖縄黒糖提子包。
提子とは葡萄(レーズン)のこと。7香港ドル。約80円。
これは買って食べてみたけど、かすかに黒糖の味と香りがした。
これも新商品。沖縄黒糖合桃提子包。
合桃とはクルミのこと。クルミとレーズンが入ったパンだ。
13香港ドル。約140円。買い忘れたので味はわからず。買えば良かった...
肉
牧志公設市場的な市場にあった肉屋。
沖縄と同じく豚は鳴き声以外食べるっぽい。
ひぃー!いろいろな部位が釣られているー!
何かこわい。包丁でかっ!
チラガーが。他見たことない部位も...
沖縄でもよく見る部位が売られていたのだが、綺麗に切り分けられていて、どの部位かわかる。
チラガーの隣にぶら下がっているのは、背骨についた肺とか。
沖縄よりも食べている部位が多いかもしれない。
果物
泰國とはタイ王国のこと。紅肉火龍果は赤ドラゴンフルーツ。白いドラゴンフルーツだと白肉火龍果になるのかな。
木瓜仔はパパイヤ。パパイヤっていろいろな形があるんですね。
ゴーヤー
どちらのゴーヤーも12.9香港ドル。約140円くらい。
レストランでゴーヤー炒め食べてみたけど苦味が少なかった。
タイ産ゴーヤー。コレ、かなり小さい。
食品
餃子はそごうで発見。さすが日系企業。マニアックな商品が売ってる。
どの餃子も39.8香港ドル。約410円くらい。ちょっと高めか。
豚を多く食べる国なので、当たり前のようにミミガーは売っている。この他にミミガーピリ辛炒めみたいなものも売っていた。15香港ドル。約160円。
島どうふは34.2香港ドル。約360円。高級な豆腐だ。
日持ちしない島豆腐が香港で食べられるなんて。直行便が飛んでるおかげ。
その他
もう少し黒糖が売ってると思ったのだが、意外と少なかった。
お店で注文するレモンティーやミルクティーは甘い。
沖縄の食堂で出されるティーとは比較にならないくらい甘い。ガムシロップがたっぷり入ってる。
数日すると慣れてくるのが不思議だけど。
鷲ミルク!(コンデンスミルク)でも沖縄では鷲ミルクと呼ぶ。
チューブタイプの鷲ミルクも売っていた。チョコレート味もあるんですねぇ(写真撮り忘れた)。
搾りたてジュース
香港でも搾りたてのフレッシュジュースを売っている店が多くある。
なんとなく理解できる漢字。
さとうきびもある。注文が入って絞っていたら機械が壊れて困っていた。
我が家もジューサーで、さとうきびを細かくしてたら壊しました。(黒糖の記事参照)
苦瓜汁。汁って書かれると物凄くマズそうに感じるのはなんだろう。
ゴーヤーだけで飲む勇気がなかったので、スターフルーツとミックスした。
ゴーヤーは苦瓜。スターフルーツは楊桃と書く。
味はまぁ、ご想像の通りです。沖縄のゴーヤージュースよりは苦くない。
お値段14香港ドル。約150円。
ゴーヤーはりんごジュースとミックスされることが多いのだが、その理由がわかった気がする。
まとめ
ザーッと急いで探し回ったけど、そこそこ売っているものですね。
今回は行けなかったのですが、沖縄のアンテナショップもあるみたいです。
日本人も多く住んでいるし、日系のスーパーもたくさんあるので売ってて当然といえばそうなんだけど。
那覇空港はANAの航空貨物のハブ空港。
これができてから、那覇から日本各地、アジアの物流がスムーズになったのは間違いない。
島どうふが香港で食べることができるのもこのおかげなんでしょう。
ANA(全日空)とANA(日本料理店)は関係ありません。
次はどの国で調査しようか。
いつでも渡航しますので、日本国外に住む方からの取材依頼もお待ちしております(交通費ください)。