最西端の与那国でウィンタースポーツ

スポーツ

冬の離島は寒くて何をしたらいいかわからない？行くなら夏がいい？いえいえ、そんなこともないんですよー。

みなさま、はじめまして。
日本最西端の島、『与那国島』で馬の勉強に励んでいる福太郎と申します。
今後、4年間住んだ久米島で、乗馬のトレッキングを足掛かりとした複合的なエコツーリズムを提供できる施設のオープンを目指しています。

どうか、よろしくお願いいたします。

さて、数少ない日本在来馬である与那国馬をはじめ、牛・馬・ヤギなどの大型哺乳類とまるでサファリパークのような出会いが出来ちゃう島。それが与那国です。
もはや、この日本離れした情景は、『国』とつくとおり異国と言っても過言ではありません。
そんな、ダイナミックな島・・・いや、国からホットで刺激的な情報を発信していきたいと思います。

今日はダイナミックなアイランドを舞台に、刺激的な遊びにチャレンジしてみました！

刺激的なウィンタースポーツ

沖縄は言わずと知れた、黒毛和牛の子牛生産のメッカ。
日本でも第4位の生産量を誇っています。とある離島では人よりも牛の数が多いほど。
与那国島でもそれはご多分に漏れずなのです。
日本全国の高級黒毛和牛の卵達が今日もこうして巣立ちの時を待ってるわけであります。

と、話は変わりますが沖縄って夏のスポーツには事欠かないのに、ウィンタースポーツに乏しいと思いませんか。
沖縄のウィンタースポーツの認知度が上がれば、観光が落ち込む冬場の目玉にもなるのでは！？
ということで、早速沖縄でウィンタースポーツにチャレンジしてみました！

そう、ここは南国のゲレンデ。
あたり一面は見事なまでの新雪に覆われています。

今日も、ゲレンデを気持ちよく滑ってもらうため雪をならすおじさん。
仕事に励んでいます。

見事な新雪が積もっていますね！
この傾斜は中級クラスといったところでしょうか、肩慣らしにはもってこいです。

さあ、今日のコンディションを拝見と行きましょう！！

ズズズズズズズ

おうっ！

くぅ～、飛ばしすぎたぜ！！
アイスバーンだね。アイスバーンはどうしてもいっちゃうんだよね～。

ということで、チャレンジしてみましたが、
「絶対こけられない戦いがそこにある！」
そのスリルこそ特筆すべき点です。

新雪がべったりお尻に。

マニアにしか受け入れられそうにありません。
冷やかな牛達の目線、そして鼻にくる刺激臭、癖になるかもよ・・・。

初めからあまりにハードなスポーツに挑戦し過ぎたので気を取り直して。

アルペンスキーに挑戦

ところ変わって、こちらはご存じウージ（さとうきび）畑ですね。
もはや沖縄の代名詞と言っていいほど有名な冬から春にかけての光景です。

このウージを舞台にウィンタースポーツをコラボできれば、
沖縄の冬の一大エンターテインメントの創出も夢ではないのでは！！

はい、どこからどう見てもアルペンですね。

では、アルペンスキーの花形大回転をキビ畑の中で開催してみましょう。

ポール多くないっすか？

つべこべ言わずスタートです。

回転とはとても言い難い滑降姿。

これで、タイムを競いますが、キビを折ると農家のおじいに雷を食らうので、キビを折ったら失格です。
ちなみに、梢頭部（キビの先端の葉の部分）を落とさずにやると、はたから見るとただのザワワザワワなので気をつけましょう。
また、梢頭部を落としたキビの先端は非常に鋭利で、竹ヤリの如しなので刺さると結構致命的です。
与那国では有能なあのDr.がいるので大丈夫ですが、よそでやる時は十分気をつけて下さい。

よく考えると、あのDr.はここ数年診療所にはいないけれど。

表彰台もあります。

ゴール後は思う存分に自己主張しちゃってください。
こらあ、頑張りがいがありますな。

フリースタイルにも挑戦

続きまして、フリースタイルもいっときましょう！
一時、一世を風靡したモーグルなんていかがでしょうか？

キビ山をジャンプ台に見立ててみました。
ジャンプの回数はキビ山の数しだいで如何様にもなります。
飛びたい分だけ、キビ倒しちゃって下さい。おじいも喜びます。

どうだ！

我ながらなかなか、良いんじゃないですか～！これは、高得点でしょう！
意外に高いキビ山の上からのジャンプ、スリルも中々のもんです。

しかし、ジャンプ前のこの姿がネックですね・・・。

ジャンプ以外は走って、登るという地味な作業になります。
ですので、その分ここぞとばかりにテンションMAXでジャンプしちゃって下さい。
くれぐれも着地点にキビの刈り取った根元が残ってないか確認を怠らないように。
やはり竹ヤリさながらなので、意外な高さからのジャンプは致命傷を誘う危険性があります。