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食い倒れNAHAマラソン2010
太陽と海とジョガーの祭典「第26回NAHAマラソン」
沖縄県南部5市町村をひたすら走り回る、日本最大級のマラソンイベント「NAHAマラソン」に参加してきました。
去年の第25回記念大会でなんと3万人強がエントリーし、あまりにランナーが多すぎるために今年から2万5千人の参加制限がついた大人気の大会です。
太陽と海とジョガーの祭典NAHAマラソン公式サイト
42.195kmのコース中、地元の人達の熱い応援が途切れることなく続くことでも知られている大会ですが、今回はその沿道の応援団が差し入れてくれる「食べ物」にスポットを当てたいと思います。
今回、自分に課したテーマは、
1. 新しいジャンルの食べ物(飲み物)は必ず受け取る。
2. 受け取った食べ物は必ず最後まで食べる。
3. 公式エイド(大会が用意してくれる水、スポンジ等)はスルー。
4. 食べ切った上で、目標タイムは4時間59分以内。
今回は食べ物がメイン!
仮装ランナーはもとより、「明日入籍します!」なんてペアのたすきをしたカップルが走ってたり、前を走ってた人が突然倒れたり(!)、様々なネタとドラマがあったマラソン大会ですが、全部書くとキリが無いので今回はとにかく「もらえる食べ物」がテーマ。その他のことはできるだけ省きます。
結構速かったマラソンカップル。おめでとう!と声をかけました。
- 沿道の応援もすごい。応援パフォーマンスの紹介はまたいつかしたい。
- 国際通り。応援は多いけど、序盤なので食べ物を用意してる人はまだいません。
国際通りを抜けて、ひめゆり通りに入ったあたりから、なにやらかごを差し出す子どもたちが。
- まずは、柑橘系アメ玉ゲット!
- その後レース中、10個くらいアメをもらいました。
ちびっ子に差し出されると思わず受け取ってしまいますね。
超定番の四品
ここからは最も多かった4品をご紹介します。ランナーの守護神、差し入れ四天王です。
一番多かったのは、やっぱりアメ玉。
小さいながらも、エネルギーの詰まったランナーの頼れる味方です。
次は果物系の定番。
-
水分もたっぷりとれる、みかん。
3個くらい食べました。
- そして、これも超定番のバナナ。
みかんもバナナも、切られてるのが食べやすい。
たまに、捨てられたバナナの皮で滑るランナーが本気でいます。自分です。
あと多いのは、黒糖。これは沖縄らしい一品。
黒糖とアメ玉の中間というか、「黒糖アメ」も結構ありました。
これも定番 結構多いメジャー品
- 塩です。当日は最高気温24度ということで、汗で失われがちな塩分をゲット。
- 氷。口に含んだり、首の後を冷やすのに使ったりします。袋に入ったものをくれる人もいます。
- チューチュー。メロン味をゲット。
- これもチューチュー。大きすぎやしませんか?
- チョコレート。一口サイズのチョコが多いです。大きめなのでスニッカーズとか。
- M&M's もらいっ。左上には、応援メッセージの書かれたパンが。
- レモン。すっぱい。
- 梅干し。
- 一瞬アセロラに見えた小梅。
- 乾燥甘梅(スッパイマン)も。
- ゼリー。3個ほど食べました。凍った蒟蒻畑も。
- ナシ。りんごではありません。
-
ミカンではなくシークァーサー。
和名:ヒラミレモン。
水分補給が大切!飲み物編
基本は水。公式エイドでボランティアの女子高生が差し出すカップをぐっと堪えて、沿道の私設エイドで受け取ります。
- 水はお茶も含めて5〜6杯飲みました。
-
パック入りのスポーツドリンク。
DAKARA、アクエリアスをゲットしました。
- ヤクルト(カロリーハーフ)。実は1回の水分摂取量としては、これくらいがちょうど良い。
- 栄養ドリンク。すみません、これは飲んでないです。空き瓶が大量に道に落ちてたのを拾って撮りました。おそらく、早い人たちの分で品切れになった模様。
-
大好きなコーラを発見。
オレンジジュースもありました。
- 「コップが切れたのでそのまま飲みなさい」と言われて飲んだオレンジ100%。奥で女性ランナーが膝をついて倒れてますが、気にしません。
口の中の水分を奪うお菓子系
長丁場のマラソンでは水分補給が肝なのですが、ここからはその対極にあるような、乾きモノ。
水なしでは結構きついと思われる、口の中の水分を奪う系の食べ物(主に菓子類)です。
- クラッカー。一枚だけいただきます。
- かりんとう。子どもが「やみつき!糸満のカリンとう」と書かれたボードを持ってます。
- ポテトチップス。これも一枚だけ。
- 沖縄のお菓子の定番! サーターアンダギー!
- アンパン。小さくカットされてます。
- どら焼き? 中にアンコが入ってました。何よりも手書きのメッセージに心を打たれます。
- タンナーファークル、はちゃぐみ、亀の甲せんべい。なんというチョイス。
どれも、沖縄のおばぁが好きそうなお菓子ですが・・・・。
マラソンは中間地点を過ぎてからが本番だ!(食べ物的な意味で)
レース後半は、お昼も近づきお腹が空いてきます。(2時間台とかの早いランナーは別ですが)
そのせいか、ごはん系、おかず系の食べ物が増えてきます。
- まずはおにぎり。
- 中身は梅でした。
-
おにぎり2個め。後ろに見えてるのはポーク。
でかいです。中身は梅。
- 大好きなじゅーしー!
ここからはちょっとレアかも!?
あまり数を見かけなかった食べ物です。
- いなり寿司。食べやすかったです。
- チキン唐揚げ。おにぎりに合います。
- おいも! 甘い!
- 野菜のてんぷら。
- 一瞬梅干かと思った、おだんご。
- もずく。すぐ隣に「もずくラーメン」もありましたがタイミングが悪くちょうど切らしてました
印象に残った食べ物「BEST3!」
さてさて。いったい何種類食べたのか自分でもわからないのですが、その中でも「これは!」と思った3品をご紹介。
NAHAマラソンに参加の際は、是非ともこれを食べていって欲しい。
BEST3:沖縄そば
25km地点あたりでどうやら毎年振舞ってるようです。沖縄人としては嬉しい一品です。
ただし、走りながら食べるのは無理かも!?
BEST2:シューマイ
なんと、チャイナドレスを着た女性がシューマイをくれました。
レース後半で結構お腹いっぱいだったのですが、ひとくちサイズで食べやすく、美味しかったです。
BEST1:吉野家の牛丼
極めつけは吉野家の牛丼。
糸満のコース沿いにある吉野家の前で配られてました。
最初「え、なにこれ!?」と思い手に取り、「牛丼です」と言われてびっくり。
紙コップの中に入った牛丼を初めて食べました。紙コップにはちゃんと吉野家のマークが入ってます。
吉野家ファンなので、これは嬉しかったです。
あれ?もしかして間に合わないぞ?
ということで、沿道でとにかく食べまくったのですが、35kmあたりでふと時間が気になりました。
今回の最終課題は「食べ切った上で、目標タイムは4時間59分以内。」
時間を確かめると、大幅な遅れ。ここから先全速力で走らないと間に合わない!!
ということで、35km地点から本気の走り。
一応、横目で「まだ食べてないものはないか」とチェックしつつ走り抜けました。(多分なかった)
食い倒れマラソン
しかし3km程走ったとたん、急に横っ腹が痛み出しました。こ、これは・・・。
「食べた後すぐ走った後のアノ痛み」の×3倍くらいのやつが襲ってきました。
多くのランナーが足の痛みを抱えて走る終盤を、食べ過ぎによる脇腹痛に苦しみながらヨタヨタとゴールに向かいました。
結果・・・・
5時間05分15秒
5分オーバーで目標達成できず。
明らかに、食べるのに集中しすぎてペースを忘れていたのが敗因でしょう。
でもまあ、楽しかったです。那覇マラソン食べ走りツアー。
周りにおいてあるのはゴールした後に協賛企業などからもらっ たモノです。
補足として、タイミングや手ぶれの問題で写真に残せなかったものを列挙。
・リンゴ
・ぶどう
・ピーナッツ
・ビスケット
・カロリーメイト
・ハム
・魚肉ソーセージ
この他、「ビールをもらった」 「ステーキを食べた」という人がいたんですが、自分は発見できませんでした。
できるだけチェックしたつもりですが、見逃したものもあると思います。
「NAHAマラソン」を走るときは、是非沿道からの応援も楽しんでくさいね。