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次に来る沖縄お菓子を考える
ちんすこうショコラを知らない方はまずはこちらを見て欲しい。ちんすこうをチョコでコーティングしたお菓子、それが「ちんすこうショコラ」である。
このちんすこうショコラ、今では沖縄を代表するお土産のひとつになっている。
ちんすこう+チョコがいけるのであれば、他の沖縄菓子をチョコでコーティングしたらちんすこうショコラに続く新たな沖縄土産ができるのではないだろか?(そしてそれが爆発的に売れてしまったりするのではないか)
まずはお菓子を買ってくる
とりあえず地元スーパーにて沖縄の駄菓子を買ってきた。1.サーターアンダギー(沖縄風ドーナツ)、2.はちゃぐみ(沖縄風おこし)、3.くんぺん(卵・小麦粉で作る皮にごまあんみたいなものをいれた焼き菓子)、4.タンナーファクルー(黒糖味の焼き菓子。直訳すると色黒玉那覇!)、5.乾燥梅干、6.塩せんべいの六種類をそろえてみた。他にも沖縄風蒸しパンやら餅やら売っていたのだがある程度チョコが絡みやすそうなものをチョイスした。
チョコにもこだわるべきなのかもしれないが、残念ながらチョコの良し悪しがわからない。とりあえずコーティングするチョコは森永製菓の普通の板チョコでやってみる。
チョコを溶かしていざ、コーティング。
- 板チョコを割ってレンジにいれたら →
- 首尾よく溶けた!甘いにおいが立ち込める。
とりあえず板チョコを電子レンジでとかして、それぞれお菓子をコーディングしていく。ここまでは順調である。しかし、チョコでコーディングするとすべて同じ絵面になってしまう…。なんだか地味なことになってきた。
- でろーん。
- でろーん。
バレンタインに手作りチョコをつくる女子の心境でとりあえず、チョココーディングしたお菓子を冷やすことにした。
いざ、試食
それでは早速食べてみよう。尚、チョココーティングしたら見た目が茶色一色なので以降かなり地味な写真が続きます。
1.サーターアンダギーショコラ(見た目:★ 味:★★★★)
…見た目が麦チョコ×100倍みたいである。しかし、食べてみたら普通にいける。この味はミスタードーナツのチョコオールドファッションである。まぁサーターアンダギー自体がドーナツなのであたりまえだけど。
2.はちゃぐみショコラ(見た目:★★★ 味:★★★★)
見た目が握りこぶしくらいのトリュフチョコ。ちょっと高級そうに見える(…見えませんか。そうですか。)!味はクランキーチョコレートみたいなかんじ。これも普通にアリだと思う!
3.くんぺんショコラ(見た目:★ 味:★★★)
見た目はチョコパイみたいな感じ。くんぺんのピーナッツ風味とチョコレートは結構合うのだが、いかんせん甘甘である。というかぶっちゃけそろそろチョコレートの甘さに舌が麻痺してきた。
4.タンナーファクルーショコラ(見た目:★ 味:★★★)
名前がなんかかっこいい。というか見た目くんぺんと全く差別化できない(もともとの見た目も似ているが)。味はチョコの風味のあとにタンナーファクルーの黒糖の香りがして、上品な感じ。これも普通にアリだとおもう。
5.乾燥梅干ショコラ(見た目:★ 味:★)
ここまでアリなものばかりで心配していたが、これは100%ない。まずチョコレートの中に固いものを入れること自体が反則な気がする。味はチョコレートと梅干。
6.塩せんべいショコラ(見た目:★★ 味:★★★★)
もともと塩せんべいにはチョコレートを塗ったりして食べるので、これは普通においしかった。チョコレートでコーディングすると、うまい棒のチョコレート味みたいな風味になる。これも普通にアリだと思う。
総評
いやーマズイものできちゃった。ウッヘッヘみたいな結果を期待していたのだが、意外と沖縄のお菓子はチョコレートと相性が良いらしい。これ、このまま商品化したらどれかはちんすこうショコラに続いてヒットするのではないだろうか。
もしも上記のお菓子の中で〇〇ショコラっていう商品がでたら、とりあえず起源はこの記事であるということを勝手に主張しておきたい。
(甘いものばかり食べたのでしょっぱいお菓子がうまい!)