【沖縄レンタカー大作戦】ハイブリッドカーでヤンバルクイナを見まくりたい

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ヤンバルクイナを見たい、見まくりたい

沖縄本島北部。「やんばる」と呼ばれる緑深い地域に生息している飛べない鳥、ヤンバルクイナ。
国指定の天然記念物であり絶滅危惧種でもありますが、やんばる地域の森林伐採や開発、車によるロードキル（轢死）、猫やマングースなどの野生生物による捕食などにより、残念なことに近年その生息数は減少しており、環境省の調査報告によると、今から5年前の平成26年時点での生息数は約1,500羽と推定されています。

そんなヤンバルクイナですが、かなり臆病な性格で人の気配を感じるとサッと茂みに隠れてしまうため、実はウチナーンチュでも「ヤンバルクイナを見たことがある」という人は意外と少なく、県外からの観光客であればなおさらではないでしょうか。

この世には2種類の人間がいる。
ヤンバルクイナを見たことがある者と、ヤンバルクイナを見たことがない者だ。

折しも梅雨真っ最中である現在は、ヤンバルクイナの繁殖期。
子育てのために餌を求めて道路まで出てくることが多く、ヤンバルクイナを見るにはうってつけのベストシーズンです。

それならば、なろうではありませんか。ヤンバルクイナを見たことがある者に。

というわけで今回はたびらいレンタカー予約のコラボ記事「レンタカーを100倍楽しむコンテンツ」である「沖縄レンタカー大作戦」の第二弾として、レンタカーでヤンバルクイナを見に行こうという企画です。

レンタカーを借りる

それでは今回もここで、本企画のスポンサー様『たびらいレンタカー予約』のPRタイムにまいりましょう。
『たびらいレンタカー予約』では、独自の厳しい基準に基づいて集められた大手レンタカー会社のレンタカーを、一度に【検索・比較・予約】することが可能（しかもかなりお安く←ココ重要）となっています。

一般的な予約サイトから申し込む時って、はじめに会員登録が必要だったり入力項目が多すぎたりすると、途中で気持ちが萎えてしまうことってありませんか？
その点、たびらいレンタカー予約ならば、＼煩わしい会員登録が不要！／
以下のたった４つの必要項目を入力するだけで、レンタカーの予約が可能なのです。

つまり思い立ったらすぐに予約が可能なので、忙しい現代人にとってこれはかなり便利です。

しかもETC車載器やチャイルドシート、ガソリン満タン返し不要などの豊富なオプションもフォームから選択可能。いちいち後から電話やメールで細かな希望を伝える必要が無いのが便利すぎます。

今回はガソリン満タン返し不要（1台につき2,000円）のオプションを利用してみることにします。

そして今回お借りする車種は、TOYOTA社製のハイブリッドカー、プリウス。
今回は出発が早朝のため前日から1泊2日（24時間）のレンタカー代金は、免責補償手数料+カーナビ+消費税+ETC車載器+あんしん保険+ガソリン満タン返し不要オプションがついて、しめて13,392円でした。安い！

プリウスを運転するのは初めてだったので、スタッフの方に操作方法などをレクチャーしていただくことに。
とにかく驚いたのが、スタートの静かさ（というか無音）と滑らかさ！シフトレバーをドライブに入れると、スーッと地面を滑るようにスタートするのです。

そう、今回プリウスを指定した理由はまさにそこ。

静かに走行できるプリウスならば、エンジン音で驚かせることなくヤンバルクイナを見ることができるのではなかろうか。

臆病なヤンバルクイナでもプリウスならきっと怖がらずに近寄ってきてくれるはず...！
実際に乗り心地を確かめてみて、予想以上の静かさに期待が高まります。

ちなみにプリウスはしばらく運転した後に停車すると、発進や加速、停車などをプリウスが自動的に判定して、エコな運転ができているかどうか前方のモニターに運転スコアが表示されるようになっていました。
高得点を狙うため自然とエコな運転を心がけるようになるという、まさに自然豊かなやんばるドライブにはうってつけの車種です。

夜明け前に一路、やんばるへ

ヤンバルクイナが活発に動く時間帯は早朝や夕方で、日中は巣で寝ていることが多いそう。
日の出時刻頃に目的地に到着するよう逆算して、夜明け前に那覇を出発することに。眠気に負けそうな脳みそに喝を入れて奮い立たせます。

ほとんど貸切状態の沖縄自動車道をひたすら北上。

目的地に到着する頃には空が白んでいました。普段はめちゃくちゃ朝弱いタイプなので、この時間にやんばるにいるなんて我ながら奇跡みたいなものです。

目指すは県道2号線。国頭村字与那（国道58号）を起点とし、国頭村字安田の安田小中学校前を終点とする総延長18.9kmの道路。国道58号側の西海岸と、県道70号側の東海岸とを結ぶ国頭村内唯一の幹線横断道路です。

時刻は早朝6時をまわったところで、お天気はパラパラと小雨模様。事前に調べた情報によるとヤンバルクイナは暑いのが苦手で雨が大好きらしいので、これは絶好のヤンバルクイナ日和です。

いざ、安全運転で参る！

出会いは突然に

後続車もすれ違う車もほとんどいない早朝の二号線。
いつヤンバルクイナが現れてもいいように助手席のmiooonにカメラを構えてもらいつつ低速運転を続けます。それにしても早朝のやんばるは静かで空気が美味い！車の窓を全開にして走ります。

目を皿のようにしつつゆっくりと車を走らせること十数分。
あたりにはうっすらと霧がかかってきて、これは出そうな雰囲気...と思っていたら

シャッ

出たーーーーーーっ！！！

道路を横切る小さな影。写真では分かりづらいですが、紛れもなくヤンバルクイナです。
うおーーー！と叫びたくなる気持ちを必死に抑えつつ、周囲に他の車が来ていないことをしっかり確認しながら慎重にヤンバルクイナが消えていった茂みに近づいていきます。
こんなに走行音が静かなプリウスなら、きっと警戒を解いて出てきてくれる...

...ことは無かったよね、うん。
あっという間に森の奥の方へと姿を消してしまったようです。エンジン音うんぬんというよりもこちらの気配だけで隠れてしまう様子。ヤンバルクイナは思っていた以上に慎重派でした。

でもひとまずは無事ヤンバルクイナに出会うことができたのでほっとひと安心。
めげずに探索を続けます。

霧が濃くなり、いよいよアウターゾーンに吸い込まれそうな雰囲気になってきました。ミザリィどこ。

とかなんとか言っていたら不意打ちヤンバルクイナ！

こんなふうに茂みの見えづらいところに隠れていてこちらが直前まで気が付かないケースや、ヤンバルクイナが動転して急に飛び出してくるケースもあるので、車が近づいたらすぐに隠れてしまう臆病な性格とはいえ、じゅうぶんに注意して運転しなければなと感じました。
あーびっくりした。

ヤンバルクイナ続々目撃！

県道2号線は時折対向車とすれ違うようになり、ヤンバルクイナの警戒心も高くなってきているのではということで、やんばる学びの森を経て安波ダム方面へと伸びる道路を走ってみることに。

より車の通行が少なく森が深くなっていくので、ヤンバルクイナ遭遇率もさらに高まりそうです。

なんなら恐竜でも出てきそうな雰囲気です。

出ました、ヤンバルクイナ！

ヤンバ...いや違う。なにやら赤っぽい小鳥でした。
このあたりにはアカショウビンという美しい鳴き声の赤い小鳥がいますが、どうもシルエットが違うのでホントウアカヒゲでしょうか。

いた！遠くにヤンバルクイナ。

ヤン...いやこれはハトだった。

これはカラス。

お目当てのヤンバルクイナは数匹目撃できたものの、徐々に他の鳥類も増えてきました。
疲れ目からか、道路に落ちてる木の枝までもがヤンバルクイナに見えてくる不思議...。
時刻は8時過ぎ。そろそろ日も高くなってきたのでここらでヤンバルクイナ探しは引き上げることにしました。

やんばるドライブにはハイブリッドカーが断然おすすめ

というわけで、たびらいレンタカーで行くヤンバルクイナ探しの旅はこれにて終了。
早朝の時間帯を狙っていけば、けっこうな確率で見られるということがわかりました。

最終的にこの日見たヤンバルクイナの数は6〜7匹ぐらい。
目がショボショボになったものの、達成感と充実感たっぷりで気分はホクホクです。

ヤンバルクイナ、いっぱい見たどー！

この目撃数は走行音が静かなプリウスだったから...と明言できるかどうかはわかりませんが、実際走ってみてすごく運転しやすく気持ちよかったのでおすすめです。そしてなにより驚いたのが燃費の良さ！
帰りはぐるっと辺戸岬経由で帰ったのでけっこう走行距離があったと思いますが、ガソリンの目盛りは10段階のうち1.5程度しか減っていませんでした。なにかの間違いかと思ったぐらい。

やんばるなどをロングドライブするときは、本体価格の安さだけを見て軽自動車を借りてガソリンをたくさん消費するよりも、プリウスなどのハイブリッドカーを借りたほうが断然運転も楽だしエコというわけですね。

でも早朝見に行くのはちょっと無理...という場合は、安田にあるヤンバルクイナ生態展示学習施設のクー太に会いに行くか、辺戸岬の近くにある巨大なヤンバルクイナ展望台がおすすめです。

共になろうではないか。ヤンバルクイナを見たことがある者に。

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