【おきなわ！ザ・ワールド】琉球王国城下町内にある『王国歴史博物館』がかなりガチ

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これまでDEEokinawaでは、南城市にある人気スポットおきなわワールドさんのぶっ飛んだ企画やイベントを紹介してきましたが、2月末まで毎週1回、コラボ企画として連載をスタートしています。

その名も「おきなわ！ザ・ワールド」。おきなわワールドで意外に知られていない話題を、現地取材によるレポートで紹介し、「うーん!!なるほど!!」と驚かせるという趣旨の連載です。

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ドキッ！シーサーだらけの博物館

当連載の第三回『琉球王国城下町の地味に高い再現度』でも登場した琉球王国城下町。
エリア内を散策していると、奥の方に鮮やかな朱色の立派な入り口を持つ建物が見えてきます。

まるで首里城正殿を彷彿とさせますが、この建物こそが今回ご紹介する『王国歴史博物館』です。そう、おきなわワールド内には、かの有名なハブ博物公園以外にも博物館がひっそりと存在していたのです。

ひっそりと...なんて言いましたが実はここ、都道府県教育委員会の審査を経て指定を受けた“博物館相当施設”。きちんと学芸員さんも常駐しており、シーサーについて知りたいことがあればいろいろと教えてもらえます。

『王国歴史博物館』では、常設展として沖縄のシーサーやその原型とされるアジアの獅子などを集めた世界のシーサーコレクションを展示。また、沖縄の歴史や文化、生活に基づく企画展も随時開催されています。
しかも入場無料とあっては、入らない手はありません。

館内に足を踏み入れると、左右に別れた展示室にずらりと並ぶのはシーサー！シーサー！シーサー！

入り口向かって左側の展示室には、主に沖縄県内のシーサーたちが。

そして右側の展示室には、世界のシーサーたちがずらりと並んでいます（企画展の開催時にはディスプレイ変更あり）。
当連載の第四回『入り口のシーサーはどこを見ているのか』でご紹介したおきなわワールドエントランス広場の『獅子吼乃塔』も、沖縄だけでなく国内外各所から集結したシーサー達で構成されていました。おきなわワールドでは沖縄だけでなく世界のシーサーも見ることができる、シーサー好きにとっては垂涎なスポットと言えるのではないでしょうか。

またシーサー本体のみならず、シーサーのルーツや分布などもパネル展示されており、博物館をひと通り見てまわればシーサーについてウンチクを語れるぐらいにはなれる情報量となっています。

難しいこと抜きにしても、それぞれのシーサーの表情やポーズの違いを比べながら見てみるだけでもかなり面白いのではないかと思います。「いや、そんな気の抜けた表情でちゃんと魔除けできてる！？」と思わず突っ込みたくなるような子もいたりします。

推しに投票！シーサー総選挙

昨年には4月3日のシーサーの日記念イベントとして、数あるシーサーの中から自分の“推し”シーサーに投票できる総選挙が行われていたそうです。今年も3月頃に第5回シーサー総選挙が予定されていると思うので、推しがいる方は是非足を運んでいただきたいと思います。

ちなみに昨年の第一位は365票を獲得した台湾のシーサー。ここだけの話ですが、これは台湾からの観光客の方がたくさん来られたことによるいわゆる組織票...だそうです。個人的には第三位のネパールのシーサーの前足の細さが気になりますが。さてさて、今年はどうなることやら。

というわけで本日は、地味に見えて実は見どころ満載の『王国歴史博物館』からお届けしました。
なおショーケース内のシーサー達は写真撮影OKですが、眩しがるのでフラッシュは発光させないようにご注意を。まぶしーさ〜！！

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