【101回目の沖縄旅行】真冬の肝試しの旅
コラボ企画
- 株式会社ラソナ
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ラソナは、東京、沖縄、ベトナム、スペインを拠点に、デジタルソリューションを提供するクリエイティブカンパニーです。
http://okinawa.razona.jp
101回目の沖縄旅行、次はどこへ。
本コンテンツは株式会社RAZONA(ラソナ)さん協賛のもと、「101回目の沖縄旅行で何をすればいいのか」についてご提案する内容になっております。
第1回目は『キジムナーを捕まえる旅』第2回目は『糸満魚売り体験の旅』と続いて101回目の沖縄旅行もいよいよ第3回。
今回もくじ引きで旅の内容を設定します。くじで引いたのは…
「真冬に肝試し」
うん。旅とか以前に色々間違っている気がします。しかし、僕には「これ書いたの誰だよ!と素直に怒れない理由がありました。
書いた時なんも考えてなかった
なぜならこれを書いたのは自分だったからです。まさか自分にあたるとは…。
肝試しスポットを探そう
というわけで、肝試しですが沖縄にもいわゆる「心霊スポット」みたいなものはちらほら見かけます。しかし、廃墟だったり人の家だったり、墓地だったり御嶽(ウタキ:行事ごとなどを行う沖縄の聖域のこと。斎場御嶽が有名だが割と各地にある)とかは法に触れたり、道徳的にNGだったりすると思うのでそのあたりを除外しつつ場所を選定します。
近くの大山貝塚も心霊スポットとして有名です
そこでチョイスしたのは宜野湾市にある森川公園。割と有名な心霊スポットでありながら、宜野湾市の58号線沿いにあるためアクセスもバッチリです。
そうと決まれば森川公園近くの物件をAirbnbにて検索。3回目なのでしつこい感じもしますけど、Airbnbは部屋を貸したい人と泊まりたい人を繋ぐサービス。沖縄にも多数の物件が登録されています。
たかが肝試しにこんなシャレオツな部屋でいいのだろうか
そんなイカしたサービス、Airbnbの検索で見つかった中から、近場で飛び抜けてレビューも多い「Bougain House(ブーゲンハウス)」という宿を見つけました。写真で見ると外人住宅の居住スペースを使った広くてシャレオツな物件のようです。よし。「Bougain House」君に決めた!
すみません。一緒に肝試し行きましょう
皆さん、こんばんは。
「真冬の肝試し」なのにTシャツでちょうどいい気温
肝試しをすべく本日の物件「Bougain House」にやってきました。外観は普通の民家のように見えますが、
シャレオツ!
一歩足を踏み入れると素敵な空間が広がります。
- 畳スペース
- オサレ感がすごい
外人住宅特有の広いリビングには畳が敷かれてくつろげるスペース。
キッチンには使い込まれた調理器具なども取り揃えられていて、多くの旅人がここを訪れたことが分かります。ホテルでも人の家でもない秘密基地みたいな雰囲気が漂います。
こちらがこの物件を管理しているシュウゴさん。「Bougain House」は完全貸し切りではなく、ここで暮らすシュウゴさんと共同スペースをシェアする形になります。オーナーは別に居てただ今世界を放浪する旅に出ている最中。半年前からシュウゴさんはここで生活して物件の管理をしているのだとか。
では、いきなりでアレなんですが一緒に森川公園に行きましょう。
森川公園で肝試し
やってきました森川公園。
ここ森川公園は宜野湾市に伝わる羽衣伝説の舞台であると同時に、有名な心霊スポットです。
「カップルが深夜に遊びに行ったらポケベルに怖いメッセージが入っていた」とか「ここは霊域なので入ったら命の保証はないという内容の看板が立っていた」とか「ユタ(沖縄のシャーマン的な人)の修行場がある」とか色々曰くがあるようです。
曰くの真偽はさておき、肝試しをスタートいたしましょう。森川公園は結構大きな公園なのに全く街灯がないエリアがあります。なんかそのあたりが怪談を助長してる気がしますが、そのあたりを探索してみます。
ところで、自分の話になって恐縮ですが僕には霊感というものが全くありません。生まれてこの方霊的なイベントに遭遇したことが全くないのです(お化け屋敷は怖いけど)。このままだと盛り上がりに欠けてしまうので…
「ghostobserver」というiPhoneアプリです。このアプリ、iPhoneのカメラを向けるだけで幽霊を検出してくれるという優れものアプリ。幽霊を検出するだけでなく、240円の課金で幽霊がしゃべっていることを表示、360円の課金で幽霊に質問ができるといううさんくさいすごいものなのです。
このアプリを使って幽霊を探してみましょう。
早速カメラ越しに幽霊が見つかりました。年齢は250歳。結構お年を召しています。右の方に赤字で「Communication detected」と表示されているので何か霊は伝えたいことがあるようです。240円課金してその声を聞いてみます。
砂漠
うん…。意味分からない。
他にも沢山幽霊が居て、色々語りかけてくれるのですが、「32」とか「ナイフ」とか断片的な単語ばかり。これはこれで面白いのですが全然怖くありません。
まぁ払った240円の課金は忘れつつ、アプリを終了してもうすこし森川公園内を散策してみます。
他にも誰かのお墓的なところだったり
森の川(ここで天女が水浴びしていたらしい)だったり
夜景を楽しんだりしたのですが、結局、そんなにヒヤリとすることもなく肝試しというよりも男2人でデートしてるみたいな絵が撮れました。ちなみに一番怖かったのは
多分こういうデザイン
森川公園に向かう途中にあった看板のキャラクターに頭がなかったことでした。公園関係無い。
肝試しといえばあそこはどうか
所詮霊感を持たない人間がどこに行っても肝試しにならない…ということで僕は考えた末、シュウゴさんともう1スポットまわることに。次に訪れたスポットは
旧真栄原社交街です。
新町は今どうなっているのかもあわせてご覧下さい。
真栄原社交街は「新町」とも呼ばれた有名な歓楽街でしたが、沖縄県警と宜野湾市による浄化作戦により壊滅状態に。2012年DEEokinawa調べによればほぼ廃墟になっているようです。
というわけで肝試しとして、夜の新町探検はいかがでしょう。
- 空き家その1
- 空き家その2
ブラブラと夜の真栄原社交街跡を散策します。僕が学生の頃はギラギラしてて、先輩が新入生を連れて車で一周して見せたりするちょっとしたスポットだったんですが、現在は空き家だらけ。
女の人がこの椅子とかに座っていたのだろうか
なんとなく当時を思わせるモノが残っていたりしてなかなか趣深いです。
しかし廃墟になってるわけではなく、まっとうなお店にがオープンしていたり、恐らく人が生活して居るであろう明かりがちらほら漏れていてものすごい生活感が漂っています。
浄化作戦後に人が住むようになったのか、最初から住んでいたのか…とにかく「怖い」というよりも全然知らない街にふっと迷い込んだようななんだか不思議な体験でした。
「Bougain House」のこと、教えて下さい
一方的に物件を管理してるシュウゴさんを連れ出してしまいましたが、帰宅して「Bougain House」についてお話を聞いてみました。
「Bougain House」は長期滞在者を対象にした宿で、最低2泊以上の宿泊を受け付けています。物件を一棟貸し切りできるタイプでない「Bougain House」に訪れるのはほとんどが欧米系の外国人(アジア系の旅行者はきちんと生活スペースと区切られた物件を好むのだそうだ)。
シュウゴさんは会社員なので、普段は朝会社に行って会社から帰ってきたらゲストの人達と交流する毎日。宜野湾市のひっそりとした住宅街にあるこの物件に長期滞在する人達は何をしているのかというと「何もしていない」のだそうだ。
自分の暮らしている場所からずっと離れたこの場所で、沖縄観光に繰り出すわけでもなく毎日をゆったりと過ごして、リフレッシュして帰って行く人が多いのだとか。旅行に行ったら観光しなきゃ損!という典型的な日本人の僕には無理ですが、なんだかそんな旅もいいなぁと思いました。
というわけで「101回目の沖縄旅行」。「真冬の肝試しの旅」はいかがだったでしょうか。余談ですがこの旅を通して僕が一番ドキドキしたのは
英検4級
お話を伺っている時に外国人ゲストに囲まれている時だということも申し添えておきます。
それでは最後にこの記事のコラボをしている株式会社ラソナさんからお知らせです。
Airbnbに興味をお持ちの皆様へ
皆様こんにちは。株式会社ラソナです。Airbnbを使った101回目の沖縄旅行、いかがでしたでしょうか。株式会社ラソナではAirbnbについて沖縄で情報発信を行っています。
Airbnbを使ってみたいという方はhttps://www.airbnb.jp/より、基本情報入力するだけで簡単にアカウント作成いただけます!
また、Airbnbについてもっと知りたい、自分も部屋を貸してみたい!という方はイベント・ワークショップを定期的に行っておりますので、そちらへめんそーれ!
今回泊まった物件
Bougain House @ginowan okinawa
It's share house.You can stay with local people (speak English and had some experiences living abroad) if you stay a week or one month the price is discount. One private semi-double bedroom availab... Ginowanのすべてのリスティング