2022.03.24

あのパラダイスが美味しいカレー屋さんになっていた

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2017年にご紹介した中城村のパラダイス『観光農園 長楽苑』。現在はもう閉業したようだが、パラダイスのエッセンスを残したままおしゃれで美味しいカレーカフェがオープンしていた。

5年前に訪れたあのパラダイスは今

DEEokinawaではこれまでに沖縄にあるパラダイスをいくつかご紹介してきましたが、2017年に取り上げた中城村の観光農園 長楽苑を覚えていらっしゃるでしょうか。
山の斜面を利用した見晴らしの良い広い敷地に様々な植栽が美しく整備され、不思議なオブジェもたくさん飾られたとてもユニークな庭園でした。
その長楽苑、道路脇にいくつか設置されていた案内看板を数年前から見かけなくなったなあと思っていたのですが、しばらくすると代わりにカレー屋さんの看板を見かけるようになったのです。ロケーション的に「これはもしや?」と思い、ある日訪れてみることに。

2011年に訪れた時と同様、奥間集落を抜けうっそうと生い茂る木々に囲まれたガタガタ道の急坂を登っていき少し不安になってきた頃に前方の景色が開け、この看板が目に飛び込んできました。

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ちなみに2017年の写真はこちら

そう。あの長楽苑だった場所は、現在curry cafe KITAGAWA(カリーカフェ キタガワ)というカレー屋さんとしてオープンしていました。

以前は入り口看板の下にいた謎の人形も健在。君たち双子だったのか!

駐車場の入り口付近にいた大きなライオンの石像も健在です。

変わったことといえば、駐車場の奥にドッグランエリアができていました。これはワンちゃん大喜び!

以前の事務所(?)スペースがカレー屋さんに

駐車場に車を停めたらいざお店へ。以前からあった事務所っぽい建物の一画がきれいにリノベーションされています。

あのシャッターが閉まっていた建物がめちゃくちゃおしゃれなカレーカフェになっていました。店内はゆったりと広く、特にカウンターは中城湾を一望できる特等席です。

あぐー豚とキャベツ、卵が入ったおすすめメニューの『PORK SPICE(ポークスパイス)』を注文。
和のダシ風味をベースにしっかりスパイス感もあるカレーに豚肉の甘みがたっぷり溶け出していて、シャキシャキのキャベツとふわっふわの卵の食感もよくとても美味しかったです。絶景を眺めながら絶品カレーが食べられるなんて幸せ。

店内のおしゃれ感と、店外に散らばるパラダイスの残り香が混在している感じがなんともいえず素敵です。

なお、駐車場から奥のエリアへと続く長楽苑時代の通路はそのまま残っていますが、お店の方もとても手がつけられていない状態だそうなので、うかつに足を踏み入れないようご注意を。。

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