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ボンカレー50と沖縄限定ボンカレーを比較してみる
あのボンカレーが発売50周年を迎えたらしい
本日の記事は読者のH様からネタ提供いただきました。ありがとうございます!
以前の特集『沖縄のボンカレーは味が違う』では、ボンカレーネオ、ボンカレーゴールド、そして初代ボンカレーとして沖縄限定ボンカレーの、甘口・中辛・辛口(ボンカレーゴールドのみ+超激辛)をそれぞれ食べ比べてみるという試みを行いました。その結果、沖縄限定ボンカレーは他のボンカレーシリーズとはまったく味わいが異なるという事実が判明しました。
あれから数年。今から半月ほど前の3月5日に、50年前の懐かしさを残しつつレシピを現代風にアレンジしたという50周年記念商品『ボンカレー50』が発売されました。発売日以降、まめに売り場をチェックしていたのですが、ようやく最近になって沖縄県内のスーパー店頭でも見かけるようになってきました。
目立つところに陳列されていた
沖縄限定ボンカレーは甘口・中辛・辛口と三種類の辛さを展開しているのに対し、50周年ボンカレーは中辛のみ。
公式サイトの商品情報によると、
「ボンカレー」発売50周年を記念して50年前の懐かしさを残しつつ、現代風にアレンジしたレシピで新登場。
現在、沖縄限定発売中の元祖ボンカレーの特長であるあめ色たまねぎのコクと炒めた小麦粉の香ばしい味わいはそのままに、野菜やお肉をボリュームアップ※しました。
※沖縄限定ボンカレー比
とのこと。果たしてこのふたつは同じカレーなのでしょうか。そしてどの程度ボリュームアップしているのでしょうか。
比較してみることにしました。
比較のため、沖縄限定ボンカレーも中辛を選択
そして沖縄限定ボンカレー1人前180gなのに対し、ボンカレー50は200gと10%のボリュームアップになっています。表に描かれたカレーの写真を見比べても、あきらかに具のゴロゴロ感がアップしているのが分かります。
味わいは同じ??
湯煎で温めた後、それぞれの中身をお皿に移してみました。
・沖縄限定ボンカレー
内容量 : 180g(1人前)
希望小売価格(税別) : 160円
原材料名:野菜(たまねぎ、じゃがいも(遺伝子組換えでない)、にんじん)、牛肉、小麦粉、食用油脂、カレー粉、砂糖、食塩、フルーツチャツネ、ウスターソース、トマトケチャップ、ポークエキス、香辛料、調味料(アミノ酸等)、香料、(原材料の一部に小麦・牛肉・大豆・バナナ・豚肉・もも・りんごを含む)
・ボンカレー50
内容量 : 200g(1人前)
希望小売価格(税別) : 230円
原材料名:野菜(じゃがいも(遺伝子組換えでない)、にんじん)、牛肉、ソテーオニオン(たまねぎ、大豆油、なたね油)、小麦粉、豚脂、カレー粉、砂糖、食塩、チャツネ、ウスターソース、トマトケチャップ、ポークエキス調味料、香辛料/調味料(アミノ酸等)、香料、リンゴ抽出物、酸味料、(一部に小麦・牛肉・大豆・バナナ・豚肉・もも・りんごを含む)
原材料名を見比べてもほとんど違いは無いようですが、たまねぎ→ソテーオニオン、食用油脂→豚脂になっていたりと微妙な違いはありました。
ボンカレー50はパッケージの写真よりは具が崩れかけている気もしますが、沖縄限定ボンカレーと比べると違いは歴然。明らかに具だくさんです。じゃがいも、にんじん、牛肉がそれぞれしっかりと主張している印象。また、内袋から出す際に沖縄限定ボンカレーがもったりしているのに対し、ボンカレー50はサラッとしている、という違いもありました。並べてみるとルーの色合いや油の浮き方も若干違うような気がします。
そして肝心の味わいはというと、たぶん、ほぼ、おそらく、同じです(私の舌基準)。
おばあちゃんの家で出てきそうな、煮込まれた野菜のまろやかな懐かしい味わい。中辛ですが、甘口かな?と思うほどのやさしい辛さ。小麦粉の割合が多めなのか、いわゆる黄色いカレーにも近いものがあります。
しかし、よくよく味わってみるとボンカレー50のほうがちょっっっとだけ美味しく感じました。ルーのサラッとした感じだったり、具のゴロゴロ感という部分で違いが出たのかもしれません。
というわけで、沖縄限定のボンカレーを食べてみたいなあ、でも沖縄は遠いなあ、と思われている皆様は、ボンカレー50を食べればほぼ同じ味わいを楽しめるかと思います。公式サイトを見ても発売期間については特に何も書かれていないので、期間限定商品ではなくこれから定番商品となるのかもしれませんね。最近レトルトカレーばかり食べている気もしますが、なかなか美味しかったです。ごちそうさまでした!