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東村にラピュタはあったんだ!
皆さんはジブリはお好きでしょうか。僕は大好きです。あまりに好きで今年のエイプリルフールのネタもジブリだったわけですが、沖縄本島の北部の東村の村章をまずはご紹介したいと思います。
東村章は「光は東方水平線上より昇る太陽を表し、その影は末広がりになっていて、東村の限りなき発展を象徴してる。紋章の色は太陽が金色で、村の豊作すなわちみのりを表し、地色は濃紺で、村民の叡智を表している」ということで昇る太陽がモチーフになっているようなのですが
これ、どうみても天空の城ラピュタの飛行石だと思いませんか?
というわけで本日は東村章をあしらった飛行石を作るという僕がやりたかっただけの内容です。
あの石を作ろう
「自作 飛行石」でググると出てくる先人たちの知恵を拝借しながらとりいそぎ飛行石を作っていきたいと思います。
- パテです。
- パテをあの形に整形
まずはパテ的なものを整形。形を作ります。
パテが固まったら東村章を書いて…
紋章部分を削ります。これが飛行石の原型となります。
もうこれに色塗って終わりでいい気もしてきたのですが、こいつにシリコンを流し込んで型をとります。
出来上がった型がこちら。そして、今回飛行石を作るにあたって使うのはクリアレジン。これは無色透明な液体なんですが、紫外線をあてることによって硬化するというもので、手芸用品店などで販売されているものです。一番右は青色の染料。
- 型にレジンを流し込んで
- UV照射
青い染料をまぜたレジン液を型に入れてUV照射をすれば完成です。…と言いがち、全然レジンが固まらないという問題が起こってここで随分悩みましたが、型全体にレジンを入れると硬化に時間がかかるために少量ずつ型にレジン液を入れて硬化させてを繰り返すとうまいこといきます。
こちらが硬化したレジン。ほぼ完成間近です。紋章部分の溝に金色の絵の具を塗っていけば…
…!
…ラピュタは東村にあったんだ…!
なんかちょっと東村章がおかしくなっちゃいましたが、いかがでしょうか。これはほぼ飛行石といっても間違いないんじゃないでしょうか。思いの外いいものができたのでちょっとテンションが上がってしまいました。
石を持って東村へ
さて、飛行石はできたのでとりあえず現場(東村)へ向かいたいと思います。
しかし、飛行石はできたものの、何か決定的なものが欠けていると思いませんか…?
そう…。欠けているものといえば
皆さんお分かりですよね…
シータです。
シータを構成するものはダイソーで揃えたのですが、マネキンの頭は600円、カツラは400円と100鈞じゃないのかよという価格設定で割と出費がかさんでしまいました。青いワンピース的なものは古着屋で400円でしたが女性コーナーを物色するのがめちゃめちゃ恥ずかしかったです。
車に乗せたらめっちゃ怖かった。
それではシータと共に東村に参りましょう。
東村で飛行石のできを検証しよう
東村にやってきました。
…という写真を撮ったのですが、浮遊霊が写り込んだ心霊写真みたいになりました。
- 東村章と照らし合わせてみると
- 割とよくできてる気がする
さて、できあがった東村章をあしらった飛行石、村章がちょっと潰れてしまった感があったのですが、比べてみるとそれなりによく出来ている気がします。
東村役場をバックに。もう東村は村おこしとしてこの飛行石的な石をお土産物として売り出したらいいんじゃないでしょうか。
それはさておき、東村といえばつつじやマングローブだったり自然が見所です。
時期を外しちゃったのでツツジ園は閉園してた
とりあえずは
- 東村指定天然記念物 川田のサキシマスオウの木
- 土から離れては生きられないのよ!!
東村指定の天然記念物「川田のサキシマスオウの木」を見たり
今は無きココストア南上原店で買いました
途中でラビュタといえばあのパン的なトーストを食べたり
ごめんなさい。この写真だけ名護で撮りました
よくわかんない石碑に石をかざして「読める…!読めるぞ…!」みたいなことをしてみたりしたのですが、いかんせん勢いだけで東村に来てしまったので特にこれといったオチを考えていませんでした。
最後にやってきたのは東村慶佐次にあるヒルギ公園。マングローブが生い茂ってカヌーなどができるスポットです。
最後はここであの名シーンを再現したいと思います。
…………。
セルフタイマーと三脚で頑張った
親方!空から女の子が!
以上、勢いだけの記事でした
というわけで本日は東村章をあしらった飛行石を作るという記事でしたが、読み返してみると後半のくだり全く必要無かったですね。皆さん困惑されているかもしれませんが、僕は満足です。
それでは最後はアレでお別れいたしましょう。
…バルス!
なんかゴールデン明けの1発目の記事がこんな感じで恐縮です。それでは皆様よい一日を。