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チェーン店の沖縄限定メニューコレクション Vol.1
昨年、四国にコンビニエンスストア大手のセブンイレブンが初進出、そして今年は鳥取県にコーヒーショップのスターバックスが初進出し大いに話題になりましたね。
スターバックスは沖縄にもたくさんありますが、セブンイレブンは2014年3月現在沖縄には未進出。コンビニといえばファミリーマートとローソンとココストアのみです。
本土からは遠く海を隔てた離島県である沖縄は商品の流通が厳しい環境ではありますが、ここ数年の間に大阪王将、ドンキホーテ、東急ハンズ、ジュンク堂書店、カルディコーヒーファーム、TULLYS COFFEE(一旦撤退しての再進出)、丸亀製麺、はま寿司など、全国チェーン店が次々に進出・オープンしました。
そんな全国チェーン店、メニューも価格も当然全国で統一されているものかと思いきや、実は地域限定のご当地メニューが存在する店があるのです。というわけで、全国チェーン店の沖縄限定メニューを集めてみることにしました。
名づけて、チェーン店の沖縄限定メニューコレクション。まずは第一弾です。
吉野家
まず訪れたのはこちら。鮮やかなオレンジ色のファサードが目印の『吉野家』。
本社は東京にあり、知らない人はいないであろう全国展開の牛丼チェーン店です。
ここに沖縄限定メニューがあるということは、わりと知っている人も多いのではないでしょうか。
そういえばドライブスルー併設店舗が多いのも車社会の沖縄ならではの特徴かも。
そんな吉野家の沖縄限定メニューはタコライス(380円)。
サルサソースを注文すると別途30円かかります。
というわけでしばらく待って運ばれてきたのがこちら。丼にレタスがもりもりと盛られているのがわかります。
マリーシャープスのハバネロペパーソースがついてきます。
別添のサルサソースをレタスの上にかけるとタコライスらしい見た目になりました。
ライスの上にタコミート、チーズ、レタス。チーズがちょっと少ない気もしましたが、いたってスタンダードなタコライスの味。普通の上等という印象でした。ハバネロペパーソースの小袋をかけるとピリっと全体の味がシャープに締まります。辛いもの好きな方はおすすめ。
タコライスが食べたいけどキングタコスはちょっと多いな・・・という時などにお手軽でいいかと思います。
フレッシュネスバーガー
お次はハンバーガーチェーン店の『フレッシュネスバーガー』。
他のバーガーショップとは少し異なる高級路線の商品ラインアップが特色です。
店舗の外看板にでかでかと”沖縄限定ハンバーガー 180円〜”と書かれた赤い垂れ幕が。
もちろんこちらもドライブスルー併設です。
しかし、注文カウンターのメニュー内に"沖縄限定"の文字が一切見当たらず。・・・あれ?
店員さんに尋ねたところ「沖縄限定バーガーはこちらになります!」とカウンターの隅のほうにあった別メニューを案内されました。
バンズにビーフパティ、ケチャップ、マスタード、ピクルスが挟まれた基本のハンバーガー(180円)に、野菜やパティなど好きなトッピングを組み合わせていくというハンバーガーカスタマイズ。トッピングにはトマト、レタス、オニオン、チーズ、目玉焼き、ベーコンなどハンバーガーの具としてはいたってスタンダードなものばかり。なぜこれが沖縄限定メニューなのか訪ねてみたのですが、「あ、ちょっと分かりません・・・すみません・・・」とアルバイトの女の子に困った顔をされてしまいました。なんかごめんなさい。
基本のハンバーガーにレタスとトマトをトッピングしてみました。基本のバーガー180円+レタス30円+トマト30円でしめて240円。
野菜のボリュームがけっこうあるので、ちょっとモスバーガーっぽくなりました。フレッシュネスバーガーのバンズはアツアツふわふわで美味しいので個人的に好きです。
でもどちらかというと限定商品のチキンコルドンブルーバーガーが食べたかったです。
ジョイフル
最後はファミリーレストランの『ジョイフル』。
大分県に本社があり九州を中心にチェーン展開しているそうです。
ファミリーレストランといえば沖縄にはガストもありますが、ジョイフルのほうが店舗数が多い気がします。
実はここにも沖縄限定メニューがあるのです。
外壁ポスターでも沖縄限定メニューをアピール。
しかも一種類だけではなく沖縄限定メニューが何種類かある様子。これは沖縄そば定食のポスター。
自動ドア入り口前にも大きな垂れ幕を設置して沖縄メニューをアピール。今回これまでに紹介した『吉野家』『フレッシュネスバーガー』と比べて力の入れようが全く違います。
冊子になっているおそらく全国共通のグランドメニューとは別に、一枚もののメニューが用意されていました。
そこに掲載されていた沖縄限定メニューは、沖縄そば定食(おかずが選べて三種類)、ゆし豆腐定食(ゆし豆腐単品も注文可)、沖縄そば、軟骨ソーキそば、ミニそば。
ゆし豆腐定食(650円)。ゆし豆腐、ごはん、鯖の塩焼き、からあげ2個、キャベツ、おつけもの。
ゆし豆腐は大豆のガツンとした濃い風味が楽しめてなかなか美味しかったです。
沖縄そば(500円)。三枚肉とかまぼこが2枚ずつ、ねぎ、紅しょうがと七味が添えられています。
残念ながら麺はふにゃふにゃでしたが、三枚肉は柔らかくてよく味が染みこんでいました。
テーブルのメニューには載っていなかったのですが、沖縄黒糖ぜんざい(290円)もあるようです。沖縄限定デザートまで用意されているとはなんという充実度。かき氷タイプのいわゆる沖縄のぜんざいと、おしるこタイプのホットぜんざいが選べるようです。
なんとお茶と亀の甲せんべいつき。これで290円は安い!
お店の方曰くお昼時は沖縄そば定食が人気があるらしく、私がいた隣の席のお年寄りの方もちょうど注文していました。
ファミリーレストランだけに、沖縄メニューがあると小さい子どもからお年寄りまで一緒に訪れてもそれぞれ好みにあったものが食べられていいですね。
引き続き沖縄限定メニューを探せ
というわけで今回は3店舗、全国チェーン店の沖縄メニューをご紹介しましたが、『ジョイフル』がかなり沖縄限定メニューに力が入っていることがわかりました。
県外から沖縄旅行に訪れた際にもベタな沖縄料理屋さんではなく、あえて全国チェーンの沖縄限定メニューを食べてみるのも面白いかもしれないですよ。
きっと探せば他にもあると思うので、これは!という沖縄限定メニューを見かけましたら是非お知らせくださいね。
また、沖縄以外の地域でもそれぞれのご当地メニューがあるよ!という情報もお待ちしております!