2013.11.06

オリジナル島ぞうりを作る

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沖縄定番のサンダルである島ぞうり。街でオリジナルな島ぞうりを見かけるようにもなりましたね。ということで作ってみることにしましょう。

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島ぞうり。いわゆるビーチサンダル、ビーサンです。
沖縄の定番サンダルとして一年中売っていますよね。だいたい300円〜500円くらいでしょうか。

過去、DEEで島ぞうりを使った記事も何本かあります。
・できるかな?瞬足島ぞうり

・できるかな?ローラー島ぞうり
・THE・島ぞうり
・ギネスを狙え!島ぞうりでハーフマラソン

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旧盆の風景。お揃いだと誰のものかまったくわからない

島ぞうりって色が違うだけで形はほぼ一緒。旧盆などの行事で人が集まると、誰の島ぞうりか分からなくなることもあるかと思います。そのためにyaekoさんが作った島ぞうり用チャームがあれば間違えることはないはず(商品化できると思うんだけど)。

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ここ数年は島ぞうりもオシャレになって、白い部分を文字や絵柄などを彫ったり、沖縄っぽい図柄をプリントてあったり。

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島ぞうりをボコボコにしてゴーヤーに見立てものなども出てきました。

下準備

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用意するのはもちろん島ぞうり。今回作るものは、実際に履いているサイズよりも大きめがいいと思います。

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全力で引きぬく
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鼻緒は全て外してしまいましょう

鼻緒は全て外します。開いている穴よりも大きいので、引きぬくにはかなり力が必要。なかなか抜けない場合はお湯に浸けて柔らかくすると抜けやすくなるかもしれません。

地図を書く

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次に準備するのは型どり用の地図。島ぞうりの定番、沖縄本島にしてみます。

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右と左で収まり方が変わる。本島は左がぴったり
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少し大きめに型どると失敗しにくい

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鼻緒の部分は国頭村の森林公園あたりから読谷村と勝連半島に。うまいこと収まってくれました。サイズも小さくなりすぎず完璧です。

削る

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型に沿ってカッターを使い削っていきます。島ぞうりは厚さ2cmくらいあるので少しづつ削りましょう。

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島に沿って切れ込みをいれて側面からもカッターをいれて剥離する
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海に浮かぶ島の形に。なぜ青を買わなかったのか
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緑だとイマイチなので海の部分も削り取る
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湾や漁港に細かい切れ込みをいれる

コツはまめにカッターの刃を折ることですかね。切れないカッターはかなり危険なので早め早めに折ることをオススメします。
この作業でちょうど1本使いました。

オリジナル島ぞうりの左足完成

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鼻緒を付けると

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完璧なのでは...!沖縄本島ぞうりの完成です!
那覇港の切れ込みと大浦湾が島っぽさを醸し出していると思いませんか。
ここにカービングで、国道58号線や沖縄自動車道を入れると、より沖縄本島っぽさがでるのではないでしょうか。面倒くさいのでやりませんけど。

右足をどうするか

左足は沖縄本島。さて右足はどこの島がいいのか。島ぞうりの形が細長いので丸い島は無理なんですよね。

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宮古島は与那覇前浜ビーチがある西側がはみ出してしまうし、ストラップの片側が海なので無理。

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石垣島で作りたかったのですが、川平や白保付近がはみ出してしまうので無理。縮尺を縮めても収まりきらないので諦めます。

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伊平屋島、伊江島、渡嘉敷島あたりがうまく収まってくれそうだったのですが、一番しっくり来たのが与那国島。

ということで

右足は与那国島

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地図で型どります。縮尺は気にせず履けるギリギリで。

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先ほどと同じように島に沿って切れ込みを入れてから横からカッターをいれ剥離。半分の厚さになったらそぎ落としていきます。

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そこまで複雑な形じゃないので、かかった時間は沖縄本島の約半分。

鼻緒を付けると

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与那国島ぞうりの完成。
沖縄本島と比べると分かりにくい形ですね。パッと見せられて与那国島だ!という人は少ないかもしれません。

オリジナル島ぞうり完成

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左足は沖縄本島ぞうり。右足は与那国島ぞうり。

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左右でサイズが違うのは島の大きさが違うから。与那国島はかなり拡大してあります。

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裏から見るとこんな感じ。与那国島ぞうりは、島というよりゴーヤーに見えてしまうのは気のせいでしょうか。

これこそ本物の(島)ぞうりじゃないだろうか

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これを履いて沖縄県庁へ行ってみました。
普通に歩けますが、沖縄本島ぞうりは細いので、落ちまいと普段使わない筋肉を使っているのがわかります。与那国島ぞうりは少し小さいのでかかとが汚れます。35cmくらいの島ぞうりがあれば色々な島で作ることができるかもしれません。
また山などの起伏も再現すればオシャレな健康ぞうりに!

ということでオリジナル島ぞうりは完璧に作ることができました。あなたも自分の住む島、好きな島の島ぞうりを作ってみては!

えーっと、ダジャレでした、ごめんなさい。でも上手く作れて大満足しています!

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