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【沖縄 地名しりとり】嘉弥真島
前回の屋嘉はこちらから。
早いもので10回目を迎えることができた沖縄地名しりとり。
お盆休みに、せっかく石垣島まで行ったので地名しりとりができる場所も探してきました。
石垣島で「か」が付く地名で真っ先に浮かんだのは川平(かびら)。
しかし「ら」が付いてしまう。「ら」が付く地名は、以前「ライカム」に行ったばかり。しかも沖縄県内に「ら」が付く地名はもう無いはずだ(一ヶ所だけあるのだが行けない場所)。
他にも探してみたのだが、意外と少ない。というかほぼ無い(沖縄本島ならたくさんあるのに)。
探した末、見つけたのが今回行ってきた嘉弥真島(カヤマ島)です。
嘉弥真島には昔、人が住んでいたらしいのですが、現在は無人島です。
では出港!
嘉弥真島へは石垣島からツアーに参加するか、小浜島で渡し船をお願いするかのどちらか。
竹富島沖から。だんだん近づいてきた。
奥に見える大きな島は西表島。手前の白い砂浜は浜島。三日月型をした浜島は、潮が引いた時しか現れない幻の島らしい。
浜島へは、石垣島や小浜島からのツアーなどで行くことができる。
西表島と浜島の間にあるのが嘉弥真島です。
島の場所はこんなかんじです。
googleマップの航空写真だと浜島の場所が確認できます。普通の地図では表示されない。
青い!
海が浅くなり、太陽が出ると海の色は一層キレイに。
小浜港立標を通過。
上陸
嘉弥真島はうさぎ島とも言われるくらい、うさぎがたくさんいるとのこと。その数、数百羽とも。
まだ有人島だったころ、牛などと一緒に連れて来られ、そのまま野生化したうさぎが住み着いているのだとか。そんなに多くいるならすぐに見つかるはず。探してみよう。
嘉弥真島に到着。歩いて島を1周しても約1時間くらいで回ることができる。
行った日は大潮。しかも干潮時。
はっ!何かいる!
2匹いた。
ウツボだった。コイツ、こんな浅瀬でも威嚇してくる。
困った
特になにも無い。これまで地名しりとりでは、何も無い場所もあったが、今回が一番何も無いかもしれない。
せめてたくさんのうさぎを見つけなければ。
バーベキューしたら最高だろうなー。
桟橋。
向こうに見えるのは小浜島。
レストハウスもある。
沖縄本島の近くにあるチービシ環礁の一つナガンヌ島に似ている気がする。大きさもそれほど変わらない。
うさぎを探すが...
島をグルッと歩いてみたがうさぎがいない。気配すら感じない。困った。
茂みを探す。
茂みの中を探すがいない。巣穴っぽいのは確認できた。
探すが...
いませんでした。
見つけたのはうさぎのフンだけ。
大量にあるのに...
人馴れしたうさぎが寄ってくるらしいのですが、あまりに暑かったので、うさぎも茂みや巣穴に隠れているんだよ。と聞きました。
うさぎを見つけるために島へ行ったのに、数百羽いる中の1羽も見つけることができないとは...
残念ながらうさぎを見つけることはできませんでした。うさぎの写真を大量に撮って、さすがうさぎ島だぜ!という記事を書く予定だったのですが。リベンジしたいけどなかなか簡単に行ける場所では無い。地名しりとりは、下調べして行っても何が起こるかは行ってみないとわからないのがコワイ。
モヤっとした感じですが嘉弥真島からお届けしました。のんびりしたい人にはオススメです。
次回は「嘉弥真島」の「ま」が付く地名からお届けします。